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ケアマネの過去問 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問44

問題

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リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。
   1 .
リハビリテーションは、その果たす機能と時期から、予防的リハビリテーション、治療的リハビリテーション及び維持的リハビリテーションに分けられる。
   2 .
がんの終末期にある者は、治療の効果が期待できないため、リハビリテーションの対象とはならない。
   3 .
訪問リハビリテーションとは、病院、診療所又は介護老人保健施設から理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が訪問するサービスをいう。
   4 .
変形性膝関節症の発症リスクは、減量をしたり、大腿四頭筋等の筋力を鍛えたりしても、低下しない。
   5 .
左片麻痺でみられる半側空間失認に対しては、失認空間に注意を向けるリハビリテーションを行う。
( ケアマネジャー試験 平成27年度(第18回) 保健医療サービス分野 問44 )
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この過去問の解説 (3件)

21
1:設問の通りです。

2:末期のがん患者に対してもリハビリを提供します。リハビリを提供してADLを維持することで、生活の質は大きく変わってきます。

3:設問の通りです。

4:減量や大腿四等筋のトレーニングは膝の負担を軽減することにつながるため、変形性膝関節症の予防になります。

5:設問の通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
正解は 1、3、5 です。

2 がんの終末期にリハビリテーションを行うことは、ADLの維持や改善、合併症の予防、精神的安定などにつながり、効果的とされています。

4 変形性膝関節症の発症リスクは、減量や大腿四頭筋を鍛えることで、低下させることができます。

8
正解は1・3・5です。

1 正解→我が国では1981年の厚生白書には、「リハビリテーションとは障害者が一人の人間として、その障害にもかかわらず人間らしく生きることができるようにするための技術的及び社会的、政治的対応の総合的体系であり、単に運動障害の機能回復訓練の分野だけをいうのではない」と記載されています。障害のある人や高齢者が主体性を持って生活できるようにするための活動として広く捉えられています。
リハビリテーションは、主に医学的リハビリテーション、職業的リハビリテーション、教育リハビリテーション、社会リハビリテーションの4分野があります。
医学的リハビリテーションは急性期、回復期、維持期の3段階があり、それぞれ役割が異なりますが、適切な時期に切れ目なく提供されることが重要です。


2 不正解→終末期のリハビリテーションは最期までその人らしく生活していくために必要なリハビリテーションです。身体が動くことによって生きる原動力につながり、寝たきりによる関節の痛みや床ずれを防止することで苦痛をできるだけ少なくしていくために必要です。


3 正解→下記参照
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準
(平成十一年三月三十一日厚生省令第三十七号)より抜粋

第五章 訪問リハビリテーション 
第一節 基本方針
(基本方針)
第七十五条  指定居宅サービスに該当する訪問リハビリテーション(以下「指定訪問リハビリテーション」という。)の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、利用者の居宅において、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを行うことにより、利用者の心身の機能の維持回復を図るものでなければならない。

第三節 設備に関する基準
(設備及び備品等の要件)
第七十七条  指定訪問リハビリテーション事業所は、病院、診療所又は介護老人保健施設であって、事業の運営を行うために必要な広さを有する専用の区画を設けているとともに、指定訪問リハビリテーションの提供に必要な設備及び備品等を備えているものでなければならない。


4 不正解→変形性膝関節症は、関節軟膏の損傷により軟骨の質の低下をきたし、膝関節の摩耗や変形性が生じる退行性の病態をいいます。病因としては主に加齢が考えられるほか、二次性に分類される肥満、遺伝的素因、半月板損傷などの外傷、関節リウマチなどがあります。症状は、疼痛が最も多く、進行するにつれて歩行困難や前かがみ歩行を続けて円背や亀背の憎悪を招くなど、膝関節の可動域制限が生じます。運動療法としては、大腿四頭筋に対する伸展位下肢挙上訓練や足底板の使用などがあり、手術療法としては、人工膝関節形成術、人工膝関節置換術などが行われます。


5 正解→半側空間失認は損傷した大脳と反対側の刺激を失認する症状です。
 左半側空間失認はすべての視野が目に入っているにもかかわらず、意識して注意を向けないと左側の物体に気がつかないことがあります。また、その症状への無関心がみられます。このため、失認空間に対して意識を向けるというリハビリテーションが必要になります。

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