ケアマネの過去問 令和3年度(第24回) 保健医療サービスの知識等 問29
この過去問の解説 (4件)
正解は1.4.5です。
2.排泄のアセスメントの排便については、1日の回数だけでなく、硬さや量も確認する必要があります。
3.尿失禁はいくつの種類があり、治療法が異なります。
【腹圧性尿失禁】
咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうこと
【切迫性尿失禁】
急に尿意が起こったり、我慢できずに漏れてしまうこと
【溢流性(いつりゅうせい)尿失禁】
自分で尿を出したいのに出せない、自分の意に反して少しずつ漏れ出てしまうこと
【機能性尿失禁】
排尿機能は正常ですが、運動機能や認知症などで起こる失禁
正解は1.4.5です。
1.〇 住環境のアセスメントは重要です。
2.✖ 回数だけでなく、硬さや量なども確認する必要があります。
3.✖ 強い尿意とともに尿が漏れるのは、切迫性尿失禁に分類されます。くしゃみなどの際に尿がもれてしまうことを腹圧性尿失禁といいます。
4.〇 その通りです。排泄介助に伴う腰痛や、夜間に介助することが多いと睡眠不足などになります。
5.〇 その通りです。食事量なども重要な情報です。
解説は以下のとおりです。
適切です。夜間のトイレ動作を想定し、転倒しないように居室からトイレまでの動線を確認することも重要です。
不適切です。回数だけではなく、排泄があった時の硬さや量も確認することが大切です。
不適切です。記述内容は、切迫性尿失禁についてです。腹圧性尿失禁とはくしゃみなどによりお腹に力がかかった時に起こる尿失禁のことです。
適切です。尿意はいつ起こるかわかりません。そのため、排泄介助が必要な場合はその人の尿意に合わせて介助をする必要が生じます。
適切です。例えば、食物繊維の多いものや水分量を多くすることが便秘の改善に繋がります。
正解は1・4・5です。
1→利用者が、どのような環境で排泄しているかを把握する必要があります。
4→排泄のケアには、身体介助を行う際に腰痛を伴うことがあります。また、高齢者は夜間に排泄することが多いので、介助者は睡眠不足になってしまうことがあります。
5→どのような食事を、何時に摂取しているかを把握することも排便コントロールにつながります。
その他の選択肢については、以下の通りです。
2→排泄のアセスメントでは、便の形状や量についても確認するべきです。回数のみを確認するのではありません。よって誤りです。
3→強い尿意とともに尿が漏れることを、切迫性尿失禁といいます。腹圧性尿失禁ではありません。よって誤りです。
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