問題
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次の表1~4は、「平成29年度全国学カ・学習状況調査」(文部科学省平成29年8月)の調査結果に関するものである。表に関する記述として適切なものは、次の1~5のうちのどれか。
1 .
学習指導要領の領域等において、小学校国語及び中学校国語では、「話すこと・聞くこと」、「書くこと」及び「読むこと」の全ての領域で、A問題の平均正答率に比べB問題の平均正答率が低く、基礎的・基本的な知識・技能の活用よりも習得することに課題があるといえる。
2 .
学習指導要領の領域において、小学校算数では「図形」が、中学校数学でも「図形」が、A問題の平均正答率とB問題の平均正答率との差が最も大きいことから、小学校でも中学校でも図形に関する知識・技能の活用に課題があるといえる。
3 .
評価の観点の「話す・聞く能力」、「書く能力」及び「読む能力」のA問題及びB問題において、小学校国語と中学校国語との平均正答率の差を比較すると、「読む能力」のB問題の平均正答率の差が最も大きいことから、中学校で読む能力が高まっているといえる。
4 .
評価の観点において、小学校算数の「数学的な考え方」と中学校数学の「数学的な見方や考え方」は共に50%を下回っているが、更に、中学校数学の「数学的な見方や考え方」の平均正答率は、小学校算数の「数学的な考え方」の平均正答率に比べて低くなっている。
5 .
問題形式において、小学校国語、中学校国語、小学校算数、中学校数学のいずれにおいても、「記述式」の平均正答率と、「選択式」のB問題の平均正答率及び「短答式」のB問題の平均正答率との差がそれぞれ30%を超えており、記述式問題に弱いといえる。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成30年度(H31年度採用) 共通問題 問20 )