問題
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教育評価に関する説明として適切なものは、次の1〜5のうちのどれか。
1 .
全般的に好まれている人が、知的、有能、正直と判断されることがあるように、他者の全体的評価やある側面の評価が、その人の他の側面の判断を基にしてなされる傾向のことを対比誤差という。
2 .
教師による児童・生徒の学習意欲の向上に対する期待が、その児童・生徒の学習意欲を高めることがあるなど、教師の期待が児童・生徒の振る舞いを期待通りに導く効果のことをピグマリオン効果という。
3 .
対象人物以外の人物のパフォーマンスが低い場合、対象人物の評価は実際よりも高くなる傾向にあるように、対象人物の評価が同一グループ内の他者のパフォーマンスに影響を受けることをハロー効果という。
4 .
評価者が極端な評価を避けて平的な評価を行うといったように、判断や評定などの査定において、評定値が平均や中点の周辺付近に固まってしまい、実際には査定可能範囲の全体を反映できないことを寛容効果という。
5 .
評価者が相手に好意的感情をもっている場合は高く、相手に非好意的感情をもっている場合は低く評価するというように、評価する特性とは関係なく、評価者が相手にどのような感情をもつかによって評価をする傾向を逆算化傾向という。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和元年度(R2年度採用) 共通問題 問19 )