過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

公立学校教員の過去問 令和元年度(令和2年度採用) 共通問題 問19

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
教育評価に関する説明として適切なものは、次の1〜5のうちのどれか。
   1 .
全般的に好まれている人が、知的、有能、正直と判断されることがあるように、他者の全体的評価やある側面の評価が、その人の他の側面の判断を基にしてなされる傾向のことを対比誤差という。
   2 .
教師による児童・生徒の学習意欲の向上に対する期待が、その児童・生徒の学習意欲を高めることがあるなど、教師の期待が児童・生徒の振る舞いを期待通りに導く効果のことをピグマリオン効果という。
   3 .
対象人物以外の人物のパフォーマンスが低い場合、対象人物の評価は実際よりも高くなる傾向にあるように、対象人物の評価が同一グループ内の他者のパフォーマンスに影響を受けることをハロー効果という。
   4 .
評価者が極端な評価を避けて平的な評価を行うといったように、判断や評定などの査定において、評定値が平均や中点の周辺付近に固まってしまい、実際には査定可能範囲の全体を反映できないことを寛容効果という。
   5 .
評価者が相手に好意的感情をもっている場合は高く、相手に非好意的感情をもっている場合は低く評価するというように、評価する特性とは関係なく、評価者が相手にどのような感情をもつかによって評価をする傾向を逆算化傾向という。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和元年度(R2年度採用) 共通問題 問19 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

2
1. 問題文の内容は、「対比誤差」ではなく、「ハロー効果」についての説明となるため、選択肢1は誤りとなります。
「対比誤差」とは、「自分自身(評価者)、あるいは誰かを基準にして、被評価者を評価するエラー」のことを指します。

2. 選択肢2は正しい記述となるため、正答となります。

3. 問題文の内容は、「ハロー効果」ではなく、「対比効果」についての説明となるため、選択肢3は誤りとなります。

4. 問題文の内容は、「寛容効果」ではなく、「中心化傾向」についての説明となるため、選択肢4は誤りとなります。
「寛容効果」とは、「他者の良い面は過大に悪い面は過少に評価するエラー」を指します。

5. 問題文の内容は「逆算化傾向」ではなく、「ピグマリオン効果」についての説明となるため、選択肢5は誤りとなります。
「逆算化傾向」とは、「評価者が求める最終的な結果になるように、最終評価結果から逆算して評価項目を調整することによって、実態と評価が一致しなくなるエラー」を指します。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正答は2です。

1:対比誤差とは、優秀な他の被評価者との対比で、ある特性を必要以上に強調して評価を行ってしまうことです。チーム内に特に秀でている人がいたり、評価者側があるポイントを特に重視している場合に起こりやすくなります。
この問題文は対比誤差について説明されたものではなく、ハロー効果について説明されたものであるため、1は誤りです。

2:問題文の通りのため、2は正解です。

3:ハロー効果は、問題文1の説明の通りです。
この問題文はハロー効果について説明されたものではなく、対比効果について説明されたものであるため、3は誤りです。

4:寛容効果は、他者の好ましい側面が強調され、逆に好ましくない側面は控えめに評価されることで、寛大な評価となることです。
この問題文は寛容効果について説明されたものではなく、中心化傾向について説明されたものであるため、4は誤りです。

5:逆算化傾向は、評価者が求める最終的な結果になるように、最終評価結果から逆算して評価項目を調整することによって、実態と評価が一致しなくなってしまうことです。
この問題文は逆算化傾向について説明されたものではなく、ピグマリオン効果(評価者が相手に好意的感情をもっている場合)またはゴーレム効果(評価者が相手に非好意的感情をもっている場合)について説明されたものであるため、5は誤りです。

0
正答は2です。

1:「対比誤差」とは、評価者が自分自身や誰かを基準にして、被評価者を評価するエラーのことです。
グループ内の優秀な児童生徒への評価を、同グループの児童生徒も同様に評価するというような、被評価者の評価を過大・過小に評価してしまうことで起こります。
問題文の内容は「対比誤差」ではなく、「ハロー効果」についての説明ですので、1は誤りです。

2:問題文の内容は正しいため、2は正答です。

3:「ハロー効果」とは、ある特定の項目や領域の際立った評価や功績が、他の評価や功績にも影響する効果のことを指します。
問題文の説明は「ハロー効果」ではなく、「対比効果」についての説明ですので、3は誤りです。

4:「寛容効果」は、他者の好ましい側面が強調され、好ましくない側面は控えめに評価されることで、評価そのものが甘くなることです。

問題文の説明は「寛容効果」ではなく、「中心化傾向」についての説明であるため、4は誤りです。

5:「逆算化傾向」とは、最終評価を決めてからそれぞれの評価項目を評価していく傾向のことで、評価のエラーの一つです。
問題文の説明は「逆算化傾向」ではなく、「ピグマリオン効果」についての説明ですので、5は誤りです。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この公立学校教員 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。