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看護師の過去問 第105回 午前 問15

問題

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糖尿病(diabetes mellitus)の血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。
   1 .
総ビリルビン
   2 .
総コレステロール
   3 .
グリコヘモグロビン
   4 .
クレアチニンクリアランス
( 看護師国家試験 第105回 午前 問15 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。

1)×
総ビリルビン:黄疸の有無、原因や種類を見分けるのに有効です。
基準値:0.3~1.2mg/dL
肝疾患や胆管障害などが原因であることが多いです。

2)×
総コレステロール:体内に存在している脂肪分で、人間の身体にとってはとても重要な働きをしています。ですが、血液中のコレステロール量が増加すると動脈硬化が起こり、様々な疾患の原因となります。
基準値:120~220mg/dL

3)○
グリコヘモグロビン(GHb):HbA1cとも呼ばれる血糖コントロールの指標となる検査値です。
基準値:5.5%以下
このGHbは、過去1~2か月間の平均的な血糖値を反映するため、日常生活や症状を把握することができ、血糖管理が良好であるかの判断には欠かせない検査です。
GHbは、赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)と血液中の糖が結びついたタンパク質です。
通常、赤血球の平均寿命は120日であり、その間に赤血球は血管内を循環し、血糖が結合されます。
高血糖状態が長く続くとヘモグロビンと血糖が次々と結合するため、GHbが高ければ高いほど、平均的な血糖値は高いことを表します。
また、GHbは血糖値と異なり、食事の影響を受けないため、食前食後を問わずにいつでも検査が可能です。

4)×
クレアチニンクリアランス:腎臓の糸球体ろ過量(GFR)を推測します。クレアチニンが実際にどのくらい腎臓で排泄されているかを見るための指標であり、腎機能のレベルがわかります。
基準値:約100~120ml/分

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は3です。

1.(✕)ビリルビンの測定は、黄疸の有無をみるものです。

2.(✕)総コレステロールは様々な疾患で異常値を示しますが、特に脂質代謝異常の指標として重要です。

3.(〇)グリコヘモグロビンは、過去1~2ヶ月の平均的な血糖レベルを反映します。

4.(✕)クレアチニンは体内で分解されず、腎糸球体でろ過されます。尿細管では、吸収や再吸収はほとんど行われず、尿中に排泄されます。低値を示す場合には腎機能障害が疑われます。

0
グリコヘモグロビンとは、ヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結びついたもので、過去1~2か月の血糖コントロール状況を把握できるものです。糖尿病の血糖コントロールを行う上で重要な項目です。

総ビリルビン:基準値:0.2~1.2 mg/dL 赤血球が破壊されるときに生成されるものです。肝障害がおこると血液中に漏れ出すことで、数値が高くなります。
総コレステロール:基準値:140-199mg/dl 数値が高くなると動脈硬化のリスクがあがります。
クレアチニンクリアランス:腎臓のろ過能力の指標です。

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