1.誤りです。この画像はレントゲン画像です。レントゲンはX線には強い物質透過性がありますが、臓器はこれを一部吸収します。吸収の度合いによって白黒の濃淡が表れます。画像として見る際は、吸収が多い部分は白く、吸収が少ない部分は黒くなります。
2.誤りです。この画像はCT(コンピュータ断層撮影)画像です。360°からX線を発して撮影し、コンピュータで再構成することで、身体の断層(=輪切りの画像)を見ることができます。
3.正解です。この画像はPET画像で、がんの検査などで使用されます。正常細胞よりも代謝が亢進しているというがん細胞の性質を活かし、その代謝の程度に応じた色が表れます。
4.誤りです、この画像は超音波画像です。人には聞こえない高周波の音波を発し、物質に当たり跳ね返ってきた音を画像に表します。エラストグラフィやカラードプラといった種類がいくつかあり、物質の硬さや物質の動きの方向などで色が表示されるものもあります。