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看護師の過去問 第105回 午前 問37

問題

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患者の状態と看護師のコミュニケーションの方法との組合せで正しいのはどれか。
   1 .
構音障害 ―――――――― 発音を促す
   2 .
聴力障害 ―――――――― 後方から声をかける
   3 .
認知症(dementia) ――― 患者のペースに合わせて話す
   4 .
失語 ―――――――――― 言葉の誤りを繰り返し訂正する
( 看護師国家試験 第105回 午前 問37 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.誤りです。構音障害は、言葉は理解でき、言いたい言葉や順序も正しいが、発音の過程で何らかの問題があることを指します。
発音を促すよりも、言語療法による訓練や文字盤の活用が有効です。

2.誤りです。聴覚障害は、空気の振動の経路に異常がある伝音性障害、音を正しく認識できなくなる感音性障害、特に器質的な異常はないが精神的ショックなどで聞こえない機能性障害などがあります。
後ろから声をかけるのではなく、口を大きく動かしたりジェスチャーを取り入れるなど、視覚的にアプローチすることが有効です。

3.正解です。認知症患者は認知力の低下や記憶障害により、発言するまでに時間を要したり同じことを繰り返し話すなどの症状がみられます。
患者のペースを乱すことは患者の混乱を招くため、相手のペースに合わせたコミュニケーションをとることが重要です。

4.誤りです。失語には、自然なリズムだが内容が支離滅裂としている感覚性失語や、どのような言葉を発すればいいか理解しているが上手く言葉として表現できない運動性失語があります。脳の障害によって、読み書き話すなどの一部および複数障害されることがあります。
患者それぞれの障害に応じた対応を取る必要がありますが、誤りを何度も訂正することは患者の自尊を失わせるため不適切です。

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0
正解は3です。

1.誤り。構音障害のある患者に対しては、文字盤の使用や筆談、「はい」か「いいえ」で答えられる質問の方法をとるなどの方法が適切です。

2.誤り。聴力障害のある患者に対しては、前方から口唇の動きを見せながら話しかけることで、コミュニケーションが取りやすく患者の不安感も軽減されます。

3.正解。理解力が低下している認知症の患者に対しては、患者のペースに合わせた会話を行うことが望ましいです。

4.誤り。失語症には言葉を言い間違える錯語があります。頻繁に言葉の誤りを訂正することは、患者にとって大きなストレスとなるため、避ける必要があります。

0
認知症の患者さんの対応は、
●患者さんのペースに合わせること
認知症の患者さんは、柔軟に対応することが難しい場合が多くあります。自分のペースを乱すこと、嫌なことをする人間に嫌悪感を抱いてしまうために、その方のペースに合わせて看護していくことが必要となります。
●生活背景と人生の経歴を知ること
●不安の軽減と安心を提供すること

構音障害のある患者さんに対しては、文字版を使うなどの対応をします。
聴力障害のある患者さんに対しては、正面から話しかけて口唇の動きをみてもらう必要があります。
失語のある患者さんに対して繰り返し訂正することは失礼にあたり、自尊心を傷つけてしまいます。

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