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看護師の過去問 第106回 午前 問40

問題

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入院中の妻を亡くした直後の夫へのグリーフケアで最も適切なのはどれか。
   1 .
妻の話を夫とすることは避ける。
   2 .
夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。
   3 .
夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。
   4 .
妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。
( 看護師国家試験 第106回 午前 問40 )
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この過去問の解説 (4件)

1
正解は3です。

1 . 妻の話を夫とすることは避ける。は✖
それぞれの人によるが、夫は妻のことを話すことで気持ちが落ち着くこともあります。その気持ちを受容する対応はするべきです。


2 . 夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。は✖
悲嘆が強い段階で、早めに対応していくことが必要です。


3 . 夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。は〇
夫が亡くなった妻に向き合い、今までの思い出に浸りながら気持ちを整理する良い機会になります。


4 . 妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。は✖
直後の対応ではなく、時間が経っても妻の死に向き合えない時に進めると良い内容です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は 3 です。

グリーフケアとは、愛しい人と死別した家族が悲嘆(グリーフ)から
立ち直るのを見守り、ケアすることを意味します。

×1. 話を避けるのではなく、夫が落ち着いてきた頃に妻の話を行う
   ことで、感情の整理や受容へのサポートとなります。

×2. 死の直後から悲嘆(グリーフ)はあり、ケアが必要です。

○3. 夫の希望に合わせ、可能な範囲で死後の処置を一緒に行うことで
   感情の整理や受容へのサポートとなります。

×4. 夫の悲嘆(グリーフ)を受け止めることが受容です。一方的な介入は
   グリーフケアとは言えません。

0
正解は 3 です

グリーフケアとは”悲嘆ケア”とも呼ばれ、親しい人や家族と死別した人に起こる精神面・情緒面、あるいは身体的不快感や違和感(グリーフ)を乗り越えるための支援および援助のことを指します。

1:×
夫本人が希望するならば妻との思い出話などをきっかけに、その際に起こる悲しみや後悔の言葉などを表出し、心の整理を行う機会を提供することもグリーフケアで必要な段階です。
むしろ、それを押さえつけて表出しないことは、夫の気持ちや感情の整理を阻害し、いつまでもグリーフを軽減することができません。

2:×
死別・喪失した直後から、表面には表出していなくてもグリーフは存在しており、悲嘆が軽減してからのケアでは遅すぎます。

3:○
無理に勧める必要はありませんが、声かけをしてみて夫が希望するのであれば、共に死後の処置を行うことで、夫の気持ちの整理のきっかけになることもあります。

4:×
サポートグループへの参加は悲嘆から回復したのちの時期での提案が望ましく、まだ悲嘆から脱していない状態での提案はサポートグループの利点をうまく活用できません。

0
→正解は3.です。

【グリーフケア】とは身近な人と死別して悲嘆に暮れる人が、その悲しみから立ち直れるようそばにいて支援することを意味します。

✕1.→グリーフケアではケアの対象者(夫)が望めば妻の話をして、夫の心にある感情を表出できるように援助します。

✕2.→グリーフケアは悲嘆の段階にある対象者を援助していくため不正解となります。

〇3.→対象者が希望すれば、死後のケアを共に行い、死別した方とのお別れに必要な時間を持てるように援助します。

✕4.→対象者にサポートグループへの参加を促すこともグリーフケアのひとつですが、死別直後の援助としては適当ではないため不正解です。

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