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看護師の過去問 第108回 午前 問14

問題

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感染症の潜伏期間で最も長いのはどれか。
   1 .
インフルエンザ(influenza)
   2 .
結核(tuberculosis)
   3 .
ノロウイルス性胃腸炎(Norovirus gastroenteritis)
   4 .
流行性耳下腺炎(mumps)
( 看護師国家試験 第108回 午前 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

2
1 . インフルエンザ
×不正解
潜伏期間は1~5日と短いです。感染経路は飛沫感染です。38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が出ます。

2 . 結核
○正解
潜伏期間は平均的に6ヶ月から2年です。感染経路は飛沫感染および空気感染です。
初期には咳・痰・微熱、血痰、食欲低下、体重減少などの症状があります。
入院時には陰圧の部屋で隔離する必要があります。

3 . ノロウイルス性胃腸炎
×不正解
潜伏期間は1~3日程度と短いです。感染経路は主に経口感染ですが、吐しゃ物、下痢便などからの飛沫を吸入して感染する飛沫感染、吐しゃ物や下痢便の処理が適切に行なわれなかったため小粒子からの空気感染と、様々な経路から感染します。
症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛です。
ノロウイルスの消毒にはエタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムもしくは加熱が必要です。

4 . 流行性耳下腺炎
×不正解
潜伏期間は2~3週間です。感染経路は唾液による飛沫感染と接触感染です。症状は微熱、倦怠感などの前駆症状の後、耳下腺が腫れます。過半数に発熱が出ます。周囲に感染をさせる期間は耳下腺腫脹前数日間~腫脹後5日間です。

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1
正解は2です。

1のインフルエンザは、1~4日の潜伏期間を経て、発熱(38度以上)頭痛、倦怠感、筋肉痛などの症状が見られます。
感染経路は飛沫感染です。
学校保健安全法により、発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日後までは出席停止です。

2の結核は、2年以内と長期にわたり潜伏します。初期は無症状なことが多いが、時が経つにつれ倦怠感・微熱、咳が継続するなどの症状が2週間以上続きます。
感染経路は空気感染、飛沫感染です。
感染の恐れがないと医師からの判断があるまでは出席停止です。

3のノロウイルスは12~48時間の潜伏期間を経て、腹痛、水様性下痢・嘔吐の症状が出現します。
感染経路は経口感染です。
学校保健安全法による規定はありませんが、嘔吐が治まること、症状が落ち着いていることが最低条件です。

4の流行性耳下腺炎は2~3週間の潜伏期間を経て、発熱、唾液腺の腫脹がみられ、おたふく風邪とも呼ばれています。
感染経路は飛沫感染、接触感染です。
唾液腺の腫脹が発言した5日後を経過し、かつ全身状態が良好となるまでは出席停止です。

0
正解:2. 結核

結核とは、結核菌による感染症で、咳・痰・微熱などの症状が現れます。
感染経路は、空気感染と飛沫感染です。
潜伏期間は、一般的に半年〜2年です。

1. →インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。
感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
潜伏期間は、1〜3日です。

3. →ノロウイルスは、ノロウイルスにより主に胃腸炎を生じることが多いです。
感染経路は、接触感染と経口感染です。
潜伏期間は、1〜3日程度です。

4. →流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスによる感染症で、一般には「おたふく風邪」として知られています。突然の発熱、両側あるいは片側の耳下腺の腫脹、疼痛を症状とします。
感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
潜伏期間は、2〜3週間程度です。

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