問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 心音の聴取でI音がII音より大きく聴取されるのはどれか。 ただし、●は聴取部位を示す。 1 . 2 . 3 . 4 . ( 看護師国家試験 第108回 午前 問16 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 4 正解は1です。 正常心音ではⅠ音、Ⅱ音が聴診できます。 Ⅰ音:僧帽弁及び三尖弁の閉鎖音です。心尖部でよく聴取されます。 Ⅱ音:大動脈弁及び肺動脈弁の閉鎖音です。心基部でよく聴取されます。 1は、左第5肋間と鎖骨中線の交点(僧帽弁領域)ですので、左室や心尖部の真上ということになります。僧帽弁と左室に関連した音(=Ⅰ音)がもっとも強く聴診できます。 2は心音が聞かれません。 3は、第2肋間胸骨左縁(肺動脈領域)ですので、大動脈、肺動脈の音(=Ⅱ音)を聴診するのに良いです。 4は、第2肋間右胸骨右縁(大動脈領域)ですので、大動脈弁の音(=Ⅱ音)が最も強く聴診できます。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 2 心音の聴取でI音がII音 I音は房室弁の閉鎖音(特に僧帽弁)で、心尖部で明瞭に聴取できます。 II音は半月弁(大動脈弁と肺動脈弁)の閉鎖音で心基部で明瞭に聴取できます。 下部先端の横隔膜側を心尖といい、円錐形で血管の出入りする部位を心底(心基部)といいます。 よって、I音がII音より大きく聴取される箇所は、心尖部ということになります。よって、1が正解となります。 参考になった この解説の修正を提案する 1 正解:1心音Ⅰ音:心房が収縮して血液が心室を満たすと、房室弁(僧帽弁と三尖弁)が閉じ、それに伴って心室が収縮を始める際の心音です。心尖部でよく聴取できます。Ⅱ音:心室が収縮して血液を動脈に送り出した後、動脈弁(大動脈弁と肺動脈弁)が閉鎖される際の心音です。心基部でよく聴取できます。1. →設問の図は、左第5肋間胸骨中央線上で、心尖部付近に当たりますので、Ⅰ音が最も聴取できます。2. →この場所では、心音は聴取できません。3. →第二肋骨胸骨左縁ですので、Ⅱ音が最も聴取できます。4. →第二肋骨胸骨右縁ですので、Ⅱ音が最も聴取できます。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。