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看護師の過去問 第108回 午前 問32

問題

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平成27年(2015年)の日本の結核対策で増加が問題とされているのはどれか。
   1 .
新登録結核患者数
   2 .
菌喀痰塗抹陽性の肺結核患者数
   3 .
外国生まれの新登録結核患者数
   4 .
新登録結核患者における20歳代の割合
( 看護師国家試験 第108回 午前 問32 )
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この過去問の解説 (3件)

3
多くの先進国では結核罹患率が低まん延国の水準を示す10を下回っていますが、日本は14.4で低まん延国の水準を上回っている状況です。

1 . 新登録結核患者数
×不正解
新登録結核患者数は18,280人で、2014年から1,335人減少しました。
よって、不正解です。

2 . 菌喀痰塗抹陽性の肺結核患者数
×不正解
菌喀痰塗抹陽性肺結核の患者数は7,131人で、2014年から520人減少しました。
よって、不正解です。

3 . 外国生まれの新登録結核患者数
○正解
外国生まれ新登録結核患者数は1,164人であり、2014年から63人増加しました。20~29歳の年齢層が50.1%と約半数を占めている事が特徴です。
2015年以降も外国生まれの新登録結核患者数は増加しています。よって、正解です。

4 . 新登録結核患者における20歳代の割合
×不正解
2014年は1,188人でしたが、2015年には1,127人と61人減少しています。よって、不正解です。

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1
(正解) 3
(解説)
この問題では、厚生労働省の「結核登録者情報調査年報」による統計情報をもとに考えていく必要があります。これによると、平成27年の外国生まれ新登録結核患者数は1,164人であり、前年から63人増加したという結果が出ています。また、年齢階級別でも、20~29歳で新登録結核患者における外国生まれの者の割合が50.1%となっていること、外国生まれ新登録結核患者のうち、入国5年以内の者は505人であり、前年から68人増加したことなどから、増加傾向であると考えられます。したがって、正解は「3」となります。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1.新登録結核患者数:新たに結核患者として登録された者のことを新登録結核患者としています。統計によると、平成27年の新登録結核患者数の数は18,280人であり、前年と比較すると1,335人減少したとされています。よって、正解には該当しません。

2.菌喀痰塗抹陽性の肺結核患者数:結核患者の中でも、喀痰の塗抹検査で抗酸菌陽性と判明した結核患者のことをさします。喀痰塗抹陽性患者は、排菌量が多いと推定されおり、感染源となる危険性が高いとされています。平成27年度の菌喀痰塗抹陽性肺結核の患者数は7,131人で、前年から520人減少しているとされています。よって、正解には該当しません。

3.新登録結核患者の20歳代の割合:平成27年度の統計結果によると、年齢階級別の新登録結核患者数は0~4歳を除き減少したとあるため、正解には該当しません。

1
正解は3です。

1の新登録結核患者数は、質の高い医療が提供されてきていること、生活環境がよくなってきたことなどにより減少しています。

2の菌喀痰塗抹陽性の肺結核患者数は、1と同様の理由により減少しています。

3の外国生まれの新登録結核患者数は、発展途上国に多くなってきています。その発展途上国の人口は爆発的に増加してきており、再興感染症として、流行してきています。

4の新登録結核患者における20歳代の割合は、1.2と同様の理由により低くなっています。

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