問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切なのはどれか。 1 . 食材は細かく刻む。 2 . 水分の摂取を促す。 3 . 粘りの強い食品を選ぶ。 4 . 頸部を前屈した体位をとる。 ( 看護師国家試験 第109回 午前 問16 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 2 正解:4 (解説) 頸部が伸展した状態であると、咽頭と気管が直線になり、誤嚥しやすくなるため、食事介助の際は頸部前屈位が基本になります。頸部前屈させることで、喉頭蓋谷が広がり、咽頭と気管に角度がついて、誤嚥しにくくなります。よって、正解は「4」になります。 (補足) 他の選択肢については、以下の通りです。 1.常食や軟食の副菜をきざむことにより、咀しゃくが不十分でも嚥下することができます、しかし、まとまりが悪いために食塊形成が難しく、誤嚥等の誘因となる危険性が指摘されています。よって、正解には該当しません。 2.水分などさらさらしたものは誤嚥しやすくなるため、とろみをつけます。よって、正解には該当しません。 3.嚥下しやすい食形態としては、食塊の密度が均一でまとまりやすく、付着しにくいものが有利とされています。厚生労働省は、特別用途食品の一種として、「嚥下困難者用食品」の許可基準を示しており、粘りの強い食品ではなく、ゼリー状やムース状、まとまりのよいお粥や柔らかいペースト状などの食品があげられています。よって、正解には該当しません。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 1 正答:4 解説:食べにくく、誤嚥しやすいものとして、液体のようなさらさらしたもの、乾燥して口の中でバラバラになってしまうもの、口の中に付着したり、粘りが強いものなどが挙げられます。 1、刻み食は口の中でばらばらになってしまうため、誤嚥しやすくなります。 2、水分はさらさらのままでは誤嚥しやすいため、誤嚥の危険のある患者にはとろみをつけて提供するのが、一般的です。 3、粘りの強いものは誤嚥や窒息の原因になるため、避けます。 4、適切な姿勢は顎の下に握りこぶしが縦に1個、または3~4横指が入るやや前屈です。 参考になった この解説の修正を提案する 0 1 . 食材を細かく刻むと口の中でまとまりにくく、誤嚥しやすいため、不正解です。 2 . 水分の摂取を促す際にはとろみをつけて促すことが適切なので、不正解です。 3 . 粘りの強い食品は窒息する危険性があるため、不正解です。 4 . 頸部が後屈していると、気道へ食物が入りやすくなってしまうため、前屈姿勢を促すことが大切です。よって、正解です。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。