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看護師の過去問 第109回 午前 問33

問題

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クロストリジウム・ディフィシレ(ディフィシル)( Clostridium difficile )による下痢を発症している患者の陰部洗浄をベッド上で行う際の個人防護具を着用した看護師の写真を別に示す。適切なのはどれか。
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( 看護師国家試験 第109回 午前 問33 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正答:4

解説:クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDトキシン)とは主に抗菌薬使用中もしくは使用歴のある入院患者に発生する感染性腸炎で、頻回な水様便から軽度な軟便で、腹痛を伴うことがあります。悪心、嘔吐は稀です。
アルコール消毒が効きにくいため、流水と石けんによる手洗い、次亜塩素酸ナトリウムの使用が推奨されています。また感染予防として、標準予防策(スタンダードプレコーション)+接触感染予防策を用います。
標準予防策とは、全ての人は伝播する病原体を保有していると考え、患者およぼその周囲の環境に接触する前後には手指衛生をおこない、血液、体液、粘膜などに暴露する恐れのあるときには個人防護具を用いることです。
接触感染予防策とは、個室または集団隔離、手袋・ガウンの着用、必要物品は専用のものを用いる、次亜塩素酸を用いた1日1回の環境整備、移動の制限です。

1、2、陰部洗浄中、腕にも汚染物質が付着することがあるため、ガウンの着用が必要です。

3、4、ゴーグルは下痢患者のオムツ交換、陰部洗浄時「状況により感染リスクが高くなる際に使用する」とされており、CDトキシン陽性者で感染リスクがある場合、ゴーグルを使用する必要があります。

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2
正解:4
(解説)
クロストリジウム・ディフィシルとは、抗菌薬関連下痢症・腸炎の主な病原菌になります。院内感染の原因微生物として重要であり、しばしばアウトブレイクを引き起こすこともあり、下痢などの排泄物は、標準予防策に基づいた防護具を使用する必要があります。選択肢のなかでは、「4」が使い捨て手袋、撥水性ガウン、マスク、ゴーグルを着用しており、最も防護の整っている状態であるため、「4」が正解となります。

0
クロストリジウム・ディフィシレ(ディフィシル)( Clostridium difficile )腸炎は、大腸の炎症で下痢を生じます。クロストリジウム・ディフィシルという細菌が作る毒素によって炎症が引き起こされますが、これは通常、腸内でのこの細菌の増殖をもたらす抗菌薬を使用した後にみられます。
アルコールは無効であり、石鹸と流水による手洗いが基本です。消毒液は次亜塩素酸ナトリウムを使用します。
院内感染予防として標準予防策と接触予防策を徹底することが適切であり、4が正解です。

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