問題
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次の筋のうち、頸部の筋に該当するものはどれか。
1 .
胸鎖乳突筋
2 .
横隔膜
3 .
肋間筋
4 .
三角筋
( 第36回 理容師国家試験 人体の構造及び機能 問23 )
筋に関する問題です。
胸鎖乳突筋は、頸部にある筋肉の一つで、首を曲げ、回転させる働きを持ちます。
横隔膜は、胸腔と腹腔との境をつくる膜状筋です。
肋間筋は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つです。
三角筋は、肩関節をおおう厚い筋肉です。
正解は1です。
胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨の内側にかけてつながった頸部の太い筋肉で、首を曲げたり回転させたりする働きを持っています。
1が頸部の筋に該当します。
横隔膜は、胸腔と腹腔の間にある膜状の筋肉で、呼吸に関わっています。
体幹の一部でもある腹部の筋肉です。
2は頸部の筋には該当しません。
肋間筋は、肋骨の間にあり、横隔膜や腹筋とともに呼吸に関わる筋肉です。
外肋間筋と内肋間筋がある薄い胸部の筋肉です。
3も頸部の筋には該当しません。
三角筋は、肩関節を覆うように付いている分厚い三角形状の筋肉で、投げる動作に深く関わる上腕部の筋肉です。
4も頸部の筋には該当しません。