問題
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感染症予防の三原則に関する次の記述のうち、感染源への対策に該当しないものはどれか。
1 .
予防接種の実施
2 .
患者の隔離
3 .
患者の発見
4 .
就業制限
( 第37回 理容師国家試験 感染症 問13 )
正解は1です。
感染症予防の三原則
・感染源(病原体)を排除する…感染者との接触を避ける、感染検査を実施するなど
・感染経路を遮断する…消毒や殺菌、マスクの着用、手洗いうがいなど
・宿主の抵抗力を高める…予防接種、生活習慣の改善など
予防接種の実施は、宿主の抵抗力を高める予防策です。
1が感染源への対策には該当しません。
患者の隔離は、感染源(病原体)を排除する予防策です。
2は感染源への対策に該当します。
患者の発見は、感染源(病原体)を排除する予防策です。
3も感染源への対策に該当します。
就業制限は、感染源(病原体)を排除する予防策です。
4も感染源への対策に該当します。
正解は【1】です。
感染症予防の三原則とは
①感染源の除去
感染者の隔離、治療を指します。
人だけでなく、感染した動物・器具・食品なども含まれます。
②感染経路の遮断
病原体が体内に入るのを防ぐことを指します。
手洗い・うがい・消毒・清掃などがこれに当たります。
③抵抗力を高める
抵抗力が低い人は、感染症に罹患しやすくなります。
栄養・睡眠・運動のほか、予防接種を受けることもこれに該当します。
選択肢1は③の「抵抗力を高める」に該当します。