問題
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次の有機酸のうち、パーマ剤第1剤の有効成分(還元剤)として正しいものはどれか。
1 .
グルタミン酸
2 .
酢酸
3 .
パルミチン酸
4 .
チオグリコール酸
( 第37回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問37 )
正解は4です。
調味料の旨味成分でも知られるグルタミン酸は、パーマ剤第2剤や後処理剤に
中和剤や修復剤として使用されています。
1は該当しません。
酢酸は、アルカリ除去剤や中和剤としてパーマ剤第2剤などに使用されています。
2も該当しません。
パルミチン酸は、保湿剤としてパーマ剤第1剤などに使用されています。
3も該当しません。
チオグリコール酸は、パーマ剤第1剤の主成分である還元剤として使用されています。
4が該当します。
正解は【4】です。
パーマ1剤の還元剤は、毛髪のシスチン結合を切断する効果があります。
使用されるのは
・チオグリコール酸塩類
・亜硫酸ナトリウム
・システインまたはシステイン塩類
・システアミン
の4種類です。
還元剤の種類によって、質感に違いが出ます。