理容師の過去問第39回人体の構造及び機能問22

問題

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関節包から分泌され、関節の潤滑油の役割を果たしているものは次のうちどれか。

1 .

関節軟骨

2 .

靭帯

3 .

滑液

4 .

関節頭

（第39回理容師国家試験人体の構造及び機能　問22 ）

関節に関する問題です。

選択肢1. 関節軟骨

関節軟骨は、骨の関節面を覆っている強靭で弾力性のある組織のことをいいます。

選択肢2. 靭帯

靭帯とは、帯状のじょうぶな線維性組織で、骨と骨を繋ぎ関節を形成しています。

選択肢3. 滑液

正解です。

関節を包む膜（関節包）の内側から分泌され、骨の摩擦を軽減したり、関節の動きをなめらかにする役割があります。かつえきと読みます。

選択肢4. 関節頭

関節頭とは、関節を構成する骨の一方にある、突起した関節面のことをいいます。

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正解は3です。

関節を包む膜（関節包）の内側にある滑膜から分泌され、関節の動きを滑らかにする潤滑油のような働きをするのは滑液です。

3が正解です。

関節軟骨は骨の関節面を覆っている弾力性のある組織でヒアルロン酸やコラーゲンなどからできています。

1は該当しません。

靭帯は骨格のつなぎの部分で、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする弾力性のある繊維組織です。

2も該当しません。

関節頭とは、関節を構成する骨の一方にある突起面（凸面）のことです。

4も該当しません。

正解は3です。

1 . 関節軟骨
関節の骨端表面部分のことです。

2 . 靭帯
関節周囲を保護、補強しています。

3 . 滑液
潤滑油の役割をし、関節の摩擦を防ぎます。

4 . 関節頭
関節軟骨の凸面のことです。
※凹面は関節窩といいます。

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