理容師の過去問 第40回 公衆衛生・環境衛生 問10

正解は2です。

日本の水道水には、消毒のために塩素（次亜塩素酸カルシウム）、俗にいう「カルキ」が含まれていて、その量は蛇口時点で0.1mg/L以上と水道法で定められています。

1は正しい説明です。

2011年の日本の上水道普及率は、厚生労働省によると97.6％に達しています。

2020年現在も98.1％と「国民皆水道」はほぼ達成されているものの、100％には達していません。

2が誤った説明です。

下水道の普及は、上水道の普及と比べると立ち遅れていて、2020年現在でも80.1％にとどまっています。

3は正しい説明です。

下水の処理過程で発生する下水汚泥は、一部、エネルギーや農業用水、建築資材などへの再利用がはかられています。

4も正しい説明です。

２番が正解です。

上水道の普及率は２０１１年時点では９７．６％です。

正解は2です。

上水道・・・人が飲むために供給される水。
下水道・・・人が利用を終えた水。

1 . 水道水には、消毒のために塩素が加えられています。
※水道法で遊離残留塩素量が0.1ｍｇ／リットル以上に保持されるよう塩素消毒をすることが規定されています。

2 . 上水道の普及率は、100%に達してません。
※都市部は高く、地方は低いです。

3 . 下水道は、上水道に比べて普及が遅れてます。
※地域によっては50％以下のところもあります。

4 . 下水が処理施設で処理された後、再利用されることもあります。
※農業用水や工業用水など。