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理容師の過去問 第41回 旧 理容の物理・化学 問36

問題

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界面活性剤の働きに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
水に溶けないビタミンを化粧水に溶解させる。
   2 .
レシチンは、口紅中の顔料を分散させる。
   3 .
O/W 型のクリーム中で、水と油性成分を乳化させる。
   4 .
非イオン界面活性剤は、殺菌消毒作用が強い。
( 第41回 旧 理容師国家試験 理容の物理・化学 問36 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解は4です。

【界面活性剤の働き】
①乳化作用
②可溶化作用
③分散作用

1 可溶化作用
水に溶けない油性物質やビタミン類、香料を化粧水に溶解させます。

2 分散作用
レシチンは天然の両性界面活性剤であり、ファンデーションや口紅の顔料を分散させます。

3 乳化作用
O/W 型(水中油型)のクリーム中で、水と油性成分を乳化させます。

4 . 殺菌消毒作用があるのは、両性界面活性剤です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

正解は4です。

水に溶けない物質や溶けにくい物質を溶解させるのは、界面活性剤の可溶化作用です。

1は正しい説明です。

レシチンは、口紅の油性基剤中に固体である顔料などを分散させ安定化させる作用があります。

2も正しい説明です。

水中油滴型(O/W型のクリームの、水性成分と油性成分を乳化させて均一に混じり合わせるのは界面活性剤の乳化作用です。

3も正しい説明です。

非イオン(ノニオン)界面活性剤は、殺菌・消毒作用は低いですが乳化力・可溶化力に優れています。

4が誤った説明です。

0

答え4はです。

主な界面活性剤の働きです。
乳化作用、可溶化作用、分散作用、洗浄作用、平滑作用、殺菌消毒作用、帯電防止作用、湿潤作用、起泡作用

界面活性剤は4種類あります。
 陰イオン界面活性剤(洗浄力がすぐれている)
 陽イオン界面活性剤(毛髪に対して柔軟効果、殺菌作用) 
 両性界面活性剤(洗浄と殺菌の両方の効果があるが、マイルド)
 非イオン界面活性剤(乳化力がすぐれていて、他の界面活性剤より毒性や皮膚刺激が低い)


1、
ビタミンは水によく溶ける水溶性ビタミン(ビタミンB、C)と水にほとんど溶けない脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)に分けられます。
脂溶性ビタミンを化粧水などの水に溶かすために界面活性剤を使用します。
よって、正しいです。

2、
レシチンとは、水と油の両方の性質を持っていて、主に卵黄や大豆から取れます。
レシチンは天然の両性界面活性剤として口紅やファンデーションに使用します。
よって、正しいです。

3、
水の中に油が分散しているのを水中油型(О/W型)といいます。
その乳化状態にするために界面活性剤を使います。
よって、正しいです。

4.
非イオン界面活性剤の特徴は、乳化力がすぐれていて、他の界面活性剤より毒性や皮膚刺激が低いです。
よって(殺菌消毒作用が強い)→(殺菌消毒作用が低い)の間違いです。

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