理容師の過去問 第42回 衛生管理技術 問1
この過去問の解説 (3件)
答えは1です。
【血液が付着している器具の消毒法】とは、
・煮沸消毒
煮沸後2分間以上煮沸します。
・エタノール消毒
76.9~81.4%の濃度で10分間以上浸します。
・次亜塩素酸ナトリウム消毒
0・1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸します。
1、
0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上で、血液が付着したはさみの消毒にも通常の消毒にも使えます。
よって、正しいです。
2、
0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上で、通常の消毒に使います。
よって、間違いです。
3、
0.1%両性界面活性剤水溶液に10分間以上で、通常の消毒に使います。
よって、間違いです。
4、
消毒用エタノールを含ませた綿で表面を拭く消毒法は、通常の消毒に使います。
よって、間違いです。
正解は1です。
【血液が付着している器具の消毒法】
・煮沸消毒(沸騰後2分間以上)
・エタノール(76.9~81.4%:10分間以上)
・次亜塩素酸ナトリウム(0.1%以上:10分間以上)
答えは1です。
【消毒法】は
「理学的消毒法」と「化学的消毒法」に分類されます。
・理学的消毒法(薬品を使わない)
紫外線消毒、煮沸消毒、蒸気消毒 の三種類
・化学的消毒法(薬品を使う)
エタノール(アルコール)消毒、次亜塩素酸ナトリウム
逆性石鹸、両性界面活性剤
グルコン酸クロルヘキシジン の五種類
その中でも、「血液が付着しているはさみに
対して理容所で行う消毒の方法として正しいもの」は
①煮沸消毒
沸騰後、2分間以上煮沸する
②エタノール(アルコール)消毒
濃度76.9〜81.4%の水溶液に10分間以上浸す
③次亜塩素酸ナトリウム
0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す
の三種類です。
1、
「0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に10分間浸す」
は、血液が付着しているはさみに対して又は、その疑いのある器具に行う消毒の方法として正しい方法です。
よって、正解です。
2、
「0.1%逆性石けん水溶液中に10分間浸す」
は、血液の付着した疑いのないもの に行う消毒の方法です。
よって、誤りです。
3、
「0.1%両性界面活性剤水溶液中に10分間浸す」
は、血液の付着した疑いのないもの に行う消毒の方法です。
よって、誤りです。
4、
「消毒用エタノールを含ませた綿で表面を拭く」
は、血液の付着した疑いのないもの に行う消毒の方法です。
よって、誤りです。
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