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理容師の過去問 第44回 皮膚科学 問3

問題

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皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
   1 .
紫外線の照射によって、エラスチンが大量につくられ、皮膚の色が黒くなる。
   2 .
膠原(こうげん)線維は、機械的外力に対する保護のはたらきをしている。
   3 .
痛みを感じる点を痛点といい、冷たさを感じる点を温点という。
   4 .
人間の皮膚で体温の調節作用を積極的に行っているのは脂腺と汗腺である。
( 第44回 理容師国家試験 皮膚科学 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

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皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する問題です。

選択肢1. 紫外線の照射によって、エラスチンが大量につくられ、皮膚の色が黒くなる。

誤りです。

紫外線の照射によって、皮膚の色が黒くなるのはメラニンが大量に作られるからです。

選択肢2. 膠原(こうげん)線維は、機械的外力に対する保護のはたらきをしている。

正しいです。

膠原(こうげん)繊維はケラチンに似ているタンパク質で、機械的(物理的)外力に対する保護の働きをしています。

選択肢3. 痛みを感じる点を痛点といい、冷たさを感じる点を温点という。

誤りです。

痛みを感じるのは痛覚、冷たさを感じるのは冷覚といいます。

その他、触覚・温覚などの知覚神経があります。

痛覚が最も鋭敏で、温覚が最も鈍いです。

選択肢4. 人間の皮膚で体温の調節作用を積極的に行っているのは脂腺と汗腺である。

誤りです。

皮膚の体温皮膚の体温調節作用を積極的に行っているのは、毛細血管と汗腺です。

皮膚の体温調節作用とは、角質層・皮下脂肪・毛・毛細血管・汗腺などにより体温を一定に保つ仕組みのことです。

付箋メモを残すことが出来ます。
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この問題でも難しい単語が出てきます。「膠原(こうげん)線維」や「機械的外力」など難しい単語を目にすると問題自体を難しく感じてしまうため、そういった言葉に慣れておくことが大切です。

選択肢1. 紫外線の照射によって、エラスチンが大量につくられ、皮膚の色が黒くなる。

こちらの説明文は誤りです。

紫外線の照射によって作られるのはメラニンです。

メラニンによって皮膚の色が黒くなります

選択肢2. 膠原(こうげん)線維は、機械的外力に対する保護のはたらきをしている。

こちらの説明文は正しいですので、こちらが正解です。

膠原(こうげん)線維の成分はコラーゲンで、腱・靭帯(じんたい)・骨などに多く含まれています。機械的外力によるケガ・外傷から保護する働きがあります

選択肢3. 痛みを感じる点を痛点といい、冷たさを感じる点を温点という。

こちらの説明文は誤りです。

痛みを感じる点は痛点で正しいですが、冷たさを感じる点は冷点といいます。

ちなみに温点温かさを感じる点のことをいいます。

選択肢4. 人間の皮膚で体温の調節作用を積極的に行っているのは脂腺と汗腺である。

こちらの説明文も誤りです。

人間の皮膚で体温の調節作用を積極的に行っているのは汗腺です。

脂線は主に皮膚の保湿を担っています。

まとめ

正解した問題でも解説を読むと意外と知らなかったことがわかったりしますので、一度は目を通してみることをおススメします。

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正解は2です。

紫外線を浴びると、表皮内の基底層にあるメラノサイト(メラニン色素細胞)で紫外線を吸収する物質メラニンが産生されます。

このメラニンは黒褐色の色素であるため、皮膚が黒くなります。

1は間違った説明です。

主にコラーゲンからなる結合組織である膠原(こうげん)線維は、骨や腱、じん帯などに多く含まれ、外力から保護する役割を担っています。

2は正しい説明です。

皮膚で感じる感覚を受容する点で痛みを感じる点は痛点で、冷たさを感じる点は冷点と呼ばれています。

3の説明は間違いです。

皮膚の器官で体温調節の役割を担っているのは汗腺で、皮脂腺は細菌の繁殖や乾燥を防ぐ作用を持っていますので、4は間違った説明です。

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