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精神保健福祉士の過去問 第16回(平成25年度) 精神保健福祉に関する制度とサービス 問71

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事 例〕
市役所の保健福祉課総合相談窓口のG精神保健福祉士のもとに、H民生委員から相談が入った。相談は、担当地域に暮らすJさん (66歳、男性) とその妻Kさん (65歳、女性) のことであった。ここ数か月Kさんの姿を見かけなくなり、そのことをJさんに尋ねても、「実家に帰っている」としか答えてもらえない。しかし、近所の人たちからは、Kさんの叫び声やJさんの激しく叱責する声が聞こえるとの話であった。虐待のおそれがあるものの、どう対処してよいのか分からず相談に来たというのである。
G精神保健福祉士は、H民生委員の話から虐待のおそれのある事案としてとらえ、JさんKさん夫婦への接触を試みることとした。
翌日、G精神保健福祉士とH民生委員がJさん宅を訪問したところ、Jさんは「どうして来たのか」といった感じで話したがらなかったが、少しずつ語りだした。Jさんの話によると、Kさんは家事と翻訳の仕事をしながら自宅で過ごしていたが、2年余り前から、Kさんが何度も同じことを言うなど様子がおかしくなってきた。そして、家事を満足にできなくなってきたため、総合病院を受診した。その結果、Kさんは若年性アルツハイマー型認知症と診断されたという。しかし、JさんもKさんもその診断結果を受け入れられず、以来、受診はやめたとのことであった。

次のうち、この時点でG精神保健福祉士が、JさんKさん夫婦を結びつける機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
障害者虐待防止センター
   2 .
発達障害者支援センター
   3 .
地域活動支援センター
   4 .
地域生活定着支援センター
   5 .
地域包括支援センター
( 第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉に関する制度とサービス 問71 )
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この過去問の解説 (3件)

27
正解は5です。

地域包括支援センターは、介護予防や高齢者の権利擁護に関わる機関です。

選択肢1,3は障害者、2は発達障害者、4は矯正施設退所者を対象としている機関です。

付箋メモを残すことが出来ます。
18
正答【5】

1.誤答
障害者虐待防止センターは、障害者虐待防止法の施行に基づき全国各市町村に設置された、障害者虐待に関する通報、および相談の窓口となる機関です。

2.誤答
発達障害者支援センターは、発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。 都道府県・指定都市、指定を受けた社会福祉法人、特定非営利活動法人等が運営しています。

3.誤答
地域活動支援センターとは、障害者自立支援法を根拠とする就労困難な障害者の日中の活動をサポートする福祉施設です。

4.誤答
地域生活定着支援センターとは、高齢や障害によって支援を必要とする矯正施設対処者を対象に保護観察所と協働して退所後すぐに福祉サービスにつなげる施設です。

5.正答
高齢者を対象としている機関は「地域包括支援センター」です。
地域包括支援センターは、高齢者の健康保持や生活の安定のために必要な相談・援助をしてくれる地域の第一線機関です。業務内容には擁護権利業務も含まれ高齢者虐待の相談・援助機関です。

9
1.誤答。障害者虐待に規定されています。

2.誤答。高齢者なので全く関係ありません。

3.誤答。高齢者虐待に関係ありません。

4.誤答。矯正施設退所者に対しての支援機関です。

5.正答。その通り。

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