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精神保健福祉士の過去問 第19回(平成28年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問39

問題

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精神科リハビリテーションに関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
   1 .
専門職の介入を最大限に行って生活能力の改善を図る。
   2 .
能力の向上だけでなく、自信を取り戻すことを助ける。
   3 .
障害があっても、その人らしい生き方の実現を目指す。
   4 .
医学的リハビリテーションを経て、他のアプローチを行う。
   5 .
どのような環境にも適応できるように本人の技能を開発する。
( 第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問39 )
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この過去問の解説 (3件)

22
正解は2、3です。

1.精神科リハビリテーションでは、専門職の介入は最低限にとどめます。

2.精神科リハビリテーションでは、能力の向上だけでなく、自信を取り戻すことを助けます。

3.精神科リハビリテーションでは、障害があっても、その人らしい生き方の実現を目指します。

4.精神科リハビリテーションは、医学的リハビリテーションを経て行うものではありません。

5.精神科リハビリテーションでは、どのような環境にも適用できるように本人の技能を開発するわけではありません。本人が関心がある環境に適用できるようにすることが優先されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
×1 . 精神科リハビリテーションについて、アンソニーは、「長期にわたり精神障害を抱える人がその機能を回復するのを助け、専門職による最小限の介入で、自分の選んだ環境で落ち着き、満足できるようにすること」と述べている。最大限の介入ではない。

〇2 . 社会適応のためには、能力の向上だけでなく、自信や自尊心を獲得するのを助けることが大切です。

〇3 . 障害があっても、その人らしい生き方の実現を目指すというリカバリーの概念は、精神科リハビリテーションの基本原則です。

×4 . 医学的リハビリテーションの開始に並行して他のアプローチを行うことも可能であり、心理的援助は必要です。

×5 . どのような環境にも適応出来るというという必要はありません。本人が適応できるように環境を調整するのもリハビリテーションの仕事です。

5
1、精神科リハビリテーションにおいて、アンソニーは「専門家による最小限の介入で自分で選んだ場所にで落ち着けるよう落ち着けるようにする」ことが大切と提唱しています。
 専門家の介入は最小限であることが望ましいとされます。

2、精神科リハビリテーションでは、自尊心の回復も大切な要素です。

3、リカバリーの概念から、病気や障害からの回復だけではなく、障害があってもその人らしい生活を目指すという希望が、精神科リハビリテーションの原則です。

4、医学的リハビリテーションを経てからではなく、並行して精神科リハビリテーションを行うこともあります。

5、技能を開発することは精神科リハビリテーションの目的ですが、本人の希望する範囲でのリハビリテーションであればよく、すべての環境に適応できるようにする必要はありません。

以上から、正解は2と3です。

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