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精神保健福祉士の過去問 第19回(平成28年度) 心理学理論と心理的支援 問91

問題

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記憶に関する次の記述のうち、エピソード記憶の例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
愛知県の県庁所在地は、名古屋市である。
   2 .
幼少期に習得したピアノの曲を、大人になっても弾くことができる。
   3 .
昨晩、近くのファーストフード店でハンバーグカレーを食べた。
   4 .
「3-2-5-4-1」という5個の数字を聞き、「3-2-5-4-1」と反復する。
   5 .
「12×21」という数字の掛け算を暗算で行う。
( 第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 問91 )
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この過去問の解説 (3件)

16
正解は3です。

1.県庁所在地のような誰もが知っている情報は、意味記憶です。

2.ピアノのような運動や技能に関する記憶は、手続き記憶です。

3.昨晩の食事のような個人的に経験する情報は、エピソード記憶といえます。

4.5個の数字を聞いてそのまま反復することができるのは、短期記憶によるものです。

5.暗算を行うことができるのは、ワーキングメモリー(作動記憶)によるものです。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
記憶に関しては何種類かありますので確認してみましょう。

1.誤り。「○○の首都は○○である」というような一般的な知識(誰でも知っている個人の記憶)は意味記憶と言います。

2.誤り。自転車の乗り方など~の仕方などの記憶を手続き記憶と呼んでいます。

3.正しい。エピソード=5W1Hのように、いつ・どこで・誰が・何をしたというような記憶のことをエピソード記憶と言います。

4.誤り。少しの時間、数字を覚えておくと言うのは短期記憶の説明です。

5.誤り。数字のかけ算を暗算で行う時に数字を記憶として覚えておくのはワーキングメモリーと言います。ワーキングメモリーは数個の数字の記憶に限られている様です。おつりの計算などにも活用されています。

10
×1 . 「愛知県の県庁所在地は、名古屋市である」というのは「意味記憶」です。いわゆる知識の記憶です。

×2 . 「幼少期に習得したピアノの曲を、大人になっても弾くことができる」というのは、手続き記憶です。技能の習得は手続き記憶と呼ばれます。

〇3 . エピソード記憶は、特定の時間と場所が関係した事象や自伝です。

×4 . 5個の数字を聞き、すぐ反復するのは、短期記憶です。数唱のうち逆唱と呼ばれ、逆唱は、ワーキングメモリーの指標のひとつとして知能検査等で行われます。

×5 . 暗算はワーキングメモリーによって行われます。日本語では作動記憶などと訳されています。

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