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精神保健福祉士の過去問 第19回(平成28年度) 現代社会と福祉 問103

問題

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OECDの「より良い暮らしイニシアチブ」で用いられる「より良い暮らし指標」(Better Life Index:BLI)の内容として、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
人々の幸福を形成する多様な側面に着目して、「より良い暮らし」を測定するための枠組みを提示した。
   2 .
非経済的幸福よりも経済的幸福を重視している。
   3 .
就学、就職、結婚、退職、老後などに関する幸福度は、性別によって左右されないとされている。
   4 .
職場における生活の質と個人の総合的幸福との間には関連性がないとされている。
   5 .
人々の幸福を形成する諸側面の相対的重要性は、個人や国によって異なることはないとされている。
( 第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 現代社会と福祉 問103 )
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この過去問の解説 (3件)

13
OECD(経済協力開発機構)では、統計的に社会状況を概観する試みとして「より良い暮らしイニシアチブ」の研究を行っています。「より良い暮らし指標」(Better Life Index:BLI)は、幸福度の指標として「物質的な生活条件(住宅、収入、雇用)」、「生活の質(共同体、教育、環境、政治、医療、生活満足度、安全、ワークライフバランス」の11項目を測定しています。

〇1 . 上記の通り、人々の幸福を形成する多様な側面に着目して、「より良い暮らし」を測定するための枠組みを提示しています。

×2 . 非経済的幸福と経済的幸福の双方の充実を重視しています。

×3 . 就学、就職、結婚、退職、老後などに関する幸福度は、男性か女性か、性別によって左右されます。

×4 . 人生の大半は働くことになるので、職場における生活の質は、個人の総合的幸福を大きく左右する因子です。

×5 . 人々の幸福を形成する諸側面の相対的重要性は、個人や国によって異なります。

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5
「より良い暮らし指標」はOECD(経済協力開発機構)により発表されている指標。

1.正しい。OECDが幸福に必要不可欠と特定している物質的生活条件(所得と富、雇用と収入、住宅、健康状態、社会とのつながりなど)11項目に分けられています。多様な側面に着目しています。

2.誤り。非経済的幸福=精神的幸福とも言われる事があります。どちらか一方を重視していることはありません。

3.誤り。各ライフステージにおける幸福度は性別によっても左右されます。各指標から男女比も出されています。

4.誤り。これは選択肢を見て何となく分かると思いますが、職場における生活の質が高ければ個人の総合的幸福も良くなるため関連性があります。

5.誤り。人々の幸福は個人や国でも異なります。
幸福が皆、同じで統一されたものではないとイメージ出来るのではないでしょうか?

以上により選択肢1が正解となります。

5
正解は1です。

1.OECDの「より良い暮らし指標」は、人々の幸福を形成する11の分野にわたる多様な側面に着目して、「より良い暮らし」を測定するための枠組みを提示しています。

2.経済的幸福だけでなく、非経済的幸福の指標も存在します。どの指標を重視するかは利用者に委ねられています。

3.幸福度が性別によって左右されるかどうかは、国によっても違いがあり、どう判断するかは利用者に委ねられています。

4.職場における生活の質と個人の総合的幸福との間に関連性があるかどうかは、国によっても違いがあり、どう判断するかは利用者に委ねられています。

5.人々の幸福を形成する諸側面の相対的重要性は、個人や国によって異なるとされています。

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