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精神保健福祉士の過去問 第19回(平成28年度) 地域福祉の理論と方法 問112

問題

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地域福祉の学説に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
岡村重夫は、生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。
   2 .
永田幹夫は、地域社会で発生する生活課題の解決を図るために、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。
   3 .
真田是は、在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。
   4 .
三浦文夫は、生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。
   5 .
右田紀久惠は、地方自治体における福祉政策の充実や住民自治を基底に据えた自治型地域福祉を重視した。
( 第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 地域福祉の理論と方法 問112 )
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この過去問の解説 (3件)

17
正解は5です。

1.生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視したのは、三浦文夫です。

2.地域社会で発生する生活課題の解決を図るために、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視したのは、岡村重夫です。

3.在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視したのは、永田幹夫です。

4.生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視したのは、真田是です。

5.右田紀久惠は、地方自治体における福祉政策の充実や住民自治を基底に据えた自治型地域福祉を重視しました。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
1.誤り。貨幣的ニード、非貨幣ニードを分類したのは三浦文夫です。
岡本重夫は地域福祉の概念として「地域福祉研究」「地域福祉論」を発表しました。

2.誤り。岡本重夫の学説です。岡本重夫は(1)コミュニティケア(2)一般地域組織化(3)福祉組織化(4)予防的社会福祉の4つに分けた事でも有名です。

3.誤り。永田幹夫の学説です。永田幹夫は(1)在宅福祉サービス(2)環境改善サービス(3)運営要件の3つに分けました。

4.誤り。真田是(さなだなおし)は産業政策を通して地域の経済基盤を高め住民生活の基盤を発展させることを重視しました。

5.正しい。右田紀久惠は1931年生まれ現在87歳(2018年現在)になられているようです。
『自治型地域福祉の理論』ほか数々の著書あり。
右田=自治型地域福祉と覚えておけば正解できるでしょう。

以上により選択肢5が正解となります。

1

本設問は地域福祉の学説の内容と、それを提唱した人物を正しく結びつける事で正答にたどりつく事が出来ます。

選択肢1. 岡村重夫は、生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。

不適切です。選択肢の内容は三浦文夫が行った内容です。貨幣的ニードとは金銭給付を行う事によって満たす事が出来るニーズを指します。対して非貨幣的ニードとは金銭給付によって満たす事が出来ないニーズの事を言います。現代日本では介護保険サービスなどの現物給付が非貨幣的ニードに当たります。

選択肢2. 永田幹夫は、地域社会で発生する生活課題の解決を図るために、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。

不適切です。選択肢の内容は岡村重夫が提唱した学説です。岡村重夫はコミュニティケアに重点を置き、地域の問題は地域住民が主体的に解決する事が重要であると説きました。

選択肢3. 真田是は、在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。

不適切です。選択肢の内容は永田幹夫が提唱した学説です。永田幹夫は「在宅福祉サービス」を整備し活用してもらう事で、地域の中でそれらを必要としている人達自身がその地域で自立して生活できるようにする事が重要であると説いています。

選択肢4. 三浦文夫は、生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。

不適切です。選択肢の内容は真田是が提唱した学説になります。

選択肢5. 右田紀久惠は、地方自治体における福祉政策の充実や住民自治を基底に据えた自治型地域福祉を重視した。

適切な内容です。

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