過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

精神保健福祉士の過去問 第20回(平成29年度) 心理学理論と心理的支援 問8

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
試験に失敗したときに生じる原因帰属に関する次の記述のうち、内的帰属の例として適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
勉強不足に原因がある。
   2 .
問題が難しかったことに原因がある。
   3 .
電車が遅れ遅刻したことに原因がある。
   4 .
運が悪かったことに原因がある。
   5 .
教師の指導力不足に原因がある。
( 第20回(平成29年度) 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 問8 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

14
正答は「1」です。

社会心理学のハイダーの帰属理論に関する問題です。
ハイダーは、人の行動の原因を下記の二つに定義しています。
① 内的帰属:その人自身の要因
② 外的帰属:物理的、環境的要因、運
原因を自分のせいにしているか、自分以外のもののせいにしているか、と考えれば分かり易いです。

1. 正解です。勉強不足は自分自身の要因なので、内的帰属です。

2. 原因を問題の難易度という外部に帰属しているので、外的帰属です。

3. 電車が遅れたことは環境要因なので、外的帰属です。

4. 運は自分の力でどうすることもできないので、外的帰属です。

5. 原因を教師など他者に帰属させることは、外的帰属です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正答【1】

人は、何らかの行動や評価の結果に対して、その原因を主観的に決めつける傾向があります。
原因の所在を自己や他人のどこに求めるかという概念は、「統制の所在」と呼ばれ、内的帰属と外的帰属があります。

「内的帰属」行動や評価の結果を自分自身や自分の行為など自分にまつわることに原因があるとします。
「外的帰属」行動や評価の結果は、自分以外の他者や他者の行動にまつわることを原因にします。

1.正答 
試験に失敗したのは自分の勉強ぶそくが原因と、自分の行為に対しての結果としているので「内的帰属」です。


2.誤答 
試験に失敗してたのは、自分のせいではなく、試験問題が難しかったことに原因があるとしているので「外的帰属」です。


3.誤答 
電車が遅れるという自分ではどうにもならない自分以外の原因によって結果が生じたとするので「外的帰属」です。


4.誤答 
運が悪かったというのは、自分自身や自分の行動によるものではないので「外的帰属」です。


5.誤答 
教師の指導力不足に原因が合ると他者のせいによって結果が生じたとするので「外的帰属」です。

2
正解は1です。

心理学者・ハイダーが提唱した、『帰属理論』に関する問題です。

行動や評価の原因を、その人自身にあるとするものを『内的帰属』、他者や外部環境にあるとするものを『外的帰属』と言います。

例えば試験に落ちてしまった時、
「うまくいかなかったのは、自分の努力(能力)が足りなかったからだ」と考えるのは内的帰属、
「運が悪かった」「先生の教え方に問題がある」と考えるのは外的帰属です。

1.勉強不足はその人自身の要因なので、内的帰属にあたります。

2.原因を問題の難しさという外部に帰属しているため、外的帰属にあたります。

3.電車の遅延は環境要因のため、外的帰属にあたります。

4.運は自身の努力や能力とは関係がないため、外的帰属にあたります。

5.原因を他者に帰属しているため、外的帰属にあたります。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この精神保健福祉士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。