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精神保健福祉士の過去問 第21回(平成30年度) 地域福祉の理論と方法 問38

問題

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事例を読んで、地域包括支援センターのA相談員(社会福祉士)による今後のBさんへの支援や近隣との関わりとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕
一人暮らしのBさん(89歳、女性)は、認知機能の低下は見られないが、日常的な買物や家事が難しくなってきている。そこで、地域包括支援センターに相談をしたところ、A相談員は要介護認定を受けることを勧め、要支援1の認定を受けた。Bさんは週1回、近隣で開催されている高齢者サロンに参加することを楽しみにしており、ちょっとした買物やゴミ出しについては、近隣の住民が声を掛けて随時手助けを行っている。
   1 .
Bさんに高齢者サロンの利用をやめて、デイサービスを利用するよう促す。
   2 .
近隣の手助けが行われているので、A相談員は当面関わらないようにする。
   3 .
近隣の住民に対し、専門職が関わるので、手助けは不要であると伝える。
   4 .
公的な制度の利用は検討せず、近隣の住民に支援の中心になるよう依頼する。
   5 .
現在の近隣関係を基に、今後の支援の在り方を他の専門職と一緒に検討する。
( 第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 地域福祉の理論と方法 問38 )
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この過去問の解説 (4件)

13
日常的な買物や家事が難しくなってきたBさんに対して、
インフォーマルな支援と公的な支援をどう活用するべきか考えるのがポイントです。

1× 「高齢者サロンの利用をやめて」が間違いです。
Bさんが楽しみにしているサロンを続けながら、デイサービスを利用することができます。

2× 「当面関わらないようにする」が間違いです。
Bさんは要支援を取ったので、公的な支援の活用を検討する必要があります。

3× 「手助けは不要であると伝えた」というのが間違いです。
専門職が一方的に支援するのではなく、近隣の住民が関わる視点も大切です。

4× 「公的な制度の利用は検討せず」が間違いです。
Bさんは公的サービスを使えるので、インフォーマルな支援とうまく組み合わせる視点が大切です。

5○ 正しいです。
他の専門職と一緒に検討するのは、意思決定支援の大切な要素になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
1:×
高齢者サロンに行くのを楽しみにしているBさんから楽しみを奪うのは適切ではありません。

2:×
近隣の手助けがなくなった場合を想定した支援が必要となるため、不適です。

3:×
専門職が全ての手助けを行える訳ではありません。
不適となります。

4:×
公的な制度の利用も検討することが必要です。
不適となります。

5:○
適切です。

1

正解は5です。

Bさんの今後の支援について、他の専門職と連携することが必要です。

各選択肢については以下のとおりです。

1→Bさんは高齢者サロンに行くことを楽しみにしているとあるので、その利用をやめるよう促すことは適切ではありません。

2→近隣住民に放任しA相談員が関わらないようにすることは適切ではありません。

3→専門職が関わっても、近隣住民の手助けは必要となるため適切ではありません。

4→近隣住民の支援を中心とすると、負担が大きくなる可能性があるため、公的な制度の利用も検討が必要です。

1
1.Bさんは高齢者サロンに行くことを楽しみにしているため、無理にデイサービスを勧めるのは適切ではありません。

2.A相談員はBさんの支援のため、現状を把握する必要があります。そのため、本人と定期的に面会し、日ごろの様子を聞くことが大切です。

3.日常生活が難しくなってきているBさんには、近隣住民の協力が不可欠です。そのため、近隣住民へ、Bさんを気にかけてもらうよう声かけをすることが大切です。

4.近隣住民の協力は必要ですが、住民の負担が大きくならないよう、公的な制度も取り入れることが大切です。

5.Bさんの支援をするには、他の専門職と連携を図ることが大切です。

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