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世界史の過去問 | 予想問題 世界史A 問17

問題

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世界史上の政治体制について述べた次の文章を読み、下の問いに答えよ。

19世紀半ば以降、近代化を目指すイランの改革主義者たちは、憲法こそが国家の発展の基礎であると考えるようになった。(4)日露戦争も、(5)東洋の立憲制国家(日本)が西洋の専制国家(ロシア)に対して勝利したと解釈され、彼らの主張を強める契機となったのである。立憲革命によって、1906~07年には近代的憲法が制定されたが、その際に問題となったのが、(6)イスラーム法との関係であった。結局、イスラーム法学者の一部の主張により、議会の法案を拒否できる法学者評議会の設置が憲法附則に盛り込まれた。近代化政策の下、実際にはこの評議会は設置されなかったが、(7)1979年のイラン革命後、法学者による監督者評議会が、新憲法の下で設けられることとなった。

問 下線部(6)に関連して、イスラーム教とイスラーム文化について述べた文として誤っているものを、次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
   1 .
スンナ派は、イスラーム教の多数派である。
   2 .
イスラーム教徒(ムスリム)の共同体は、ウンマと呼ばれる。
   3 .
『ラーマーヤナ』は、近代的なイスラーム文学である。
   4 .
信仰告白は、イスラーム教の五行の一つである。
( 世界史A 平成24年度(2013年) 問17 )
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この過去問の解説 (1件)

1
消去法で選びましょう。

1、正しいです。
確認ポイント:イスラーム教の少数派はスンナ派

2、正しいです。
確認ポイント:「ウンマ」とは本来、広く人間一般のことを指す言葉でしたが、コーランには「預言者ムハンマドを通じて神の啓示を信じた人々の集団」を指しています。

3、「近代的な」の部分が間違いです。
確認ポイント:『ラーマーヤナ』はインドの二大叙事詩のうちの一つで、サンスクリット文学の最高傑作と言われています。

4、正しいです。
確認ポイント:「五行」とは以下の通りです。
・信仰告白(シャハーダ)
・礼拝(サラー)
・喜捨(ザカット)
・断食(サウム)
・巡礼(ハッジ)

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