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社会福祉士の過去問 第27回(平成26年度) 心理学理論と心理的支援 問13

問題

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来談者中心療法におけるクライエントの「感情の明確化」を用いたカウンセラーの応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。(以下Clはクライエント、Coはカウンセラーとする。)
   1 .
Cl:「会社を解雇されたのですが、次に何の仕事を探せばよいのかが分からない…」  Co:「この町にはハローワークがあります。一度行ってみてはいかがでしょうか…」
   2 .
Cl:「当たり前の仕事を当たり前にして、普通に生きればよいということが分かってきたんです…」  Co:「うーん、なるほど…」
   3 .
Cl:「私の思春期は今お話したとおり最悪でした。先生の思春期はいかがでしたか?」  Co:「私にも思春期はありましたが、ここではあなたの思春期についてお話したいと思います」
   4 .
Cl:「母親のことを思い出すと、涙が止まりません…」  Co:「よろしければそれについて、もう少し具体的にお話いただけませんでしょうか?」
   5 .
Cl:「私はもう何も信じられません…会社を辞めたいとも思うのですが…」  Co:「まだ心の整理がつかず、つらい思いをしておられるんですねぇ…」
( 社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 心理学理論と心理的支援 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

144
1× 助言など指示的態度を来談者中心療法ではとりません。
2× あいづちによる受容は、療法の技法ですが感情の明確化ではありません。
3× カウンセラーもありのままの一人間としての真実性でクライアントに接することが求められます。
4× 事実確認ではなく、涙が止まらない気持ちに焦点を当てて明確化することが、感情の明確化です。
5○ クライアントの言葉に表れた自覚の乏しい感情を、カウンセラーが適切に表現する技法です。

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63
正解は5です。

「感情の明確化」とは、クライエントが内に秘めているであろう感情を明確化させる応答のことをいいます。

選択肢の中でクライエントの発言に対して、感情の明確化を行えているのは5.であり「つらい思いをしている」という感情を明確にして応答しています。

他の選択肢については、クライエントが抱いているであろう感情を言葉にして応答していないため、感情の明確化とはいえません。

58
来談者中心療法は、カールロジャーズが考案した心理療法です。指示するのではなく、来談者(クライエント)が自己の主体性を自由に発揮できるように援助します。

×1 .この発言は、社会的資源についての情報提供であって、感情の明確化ではありません。

×2 . この発言は、「あいづち」です。クライエントに関心を向け、聞いていることを示すものですが、クライエントの感情を明確化するものではありません。

×3 . この発言は、クライエントの話を受け止めつつも、軌道修正を行っています。

×4 .この発言は、発言をさらに深く促しつつ、情報収集を行っています。気持ちを明確化してはいません。

○5 . クライエントの発言について、そのつらい気持ちを明確化しているので、これが正解です。

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