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社会福祉士の過去問 第28回(平成27年度) 人体の構造と機能及び疾病 問6

問題

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食中毒に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
ノロウイルスに汚染された衣類の消毒には、アルコール消毒が有効である。
   2 .
腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。
   3 .
黄色ブドウ球菌は、ベロ毒素を産生する。
   4 .
食中毒の原因には、化学物質は含まれない。
   5 .
アニサキス症は、冷凍処理では予防できない。
( 社会福祉士試験 第28回(平成27年度) 人体の構造と機能及び疾病 問6 )
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この過去問の解説 (3件)

141

正解は「腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。」です。

選択肢1. ノロウイルスに汚染された衣類の消毒には、アルコール消毒が有効である。

ノロウイルスの予防には、アルコール消毒は効果がないと言われています。ノロウイルスに汚染された衣類の消毒には、塩素系漂白洗剤が有効です。

選択肢2. 腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。

腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効です。

選択肢3. 黄色ブドウ球菌は、ベロ毒素を産生する。

黄色ブドウ球菌は、エンテロトキシンと呼ばれる毒素を産生します。ベロ毒素を産生するのは、腸管出血性大腸菌O-157です。

選択肢4. 食中毒の原因には、化学物質は含まれない。

化学物質も食中毒の原因となります。

選択肢5. アニサキス症は、冷凍処理では予防できない。

魚介類の寄生虫が原因のアニサキス症は、冷凍処理で予防できます。

付箋メモを残すことが出来ます。
42

正解は「腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。」です。

選択肢1. ノロウイルスに汚染された衣類の消毒には、アルコール消毒が有効である。

× ノロウィルスには85℃の熱水洗濯か塩素系漂白剤での消毒が有効です。

選択肢2. 腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。

○ 食品をよく加熱処理することで予防になります。

選択肢3. 黄色ブドウ球菌は、ベロ毒素を産生する。

× 黄色ブドウ球菌はエンテロトキシンを産出します。

選択肢4. 食中毒の原因には、化学物質は含まれない。

× 食中毒の原因に化学物質も含まれます。

選択肢5. アニサキス症は、冷凍処理では予防できない。

× アニサキス症は冷凍か加熱処理で予防になります。

41

正解は「腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。」です。

選択肢1. ノロウイルスに汚染された衣類の消毒には、アルコール消毒が有効である。

ノロウイルスは、アルコール消毒は無効とされており、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。

衣類の場合は、次亜塩素酸ナトリウム水で薄めた液につけたあと洗濯洗剤で洗濯します。

次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤を薄めて作ることができます。

選択肢2. 腸管出血性大腸菌O-157の感染予防には、食品の加熱処理が有効である。

腸管出血性大腸菌O-157は、熱に弱いため加熱処理は有効です。強いベロ毒素を出します。

75度以上で1分以上の加熱処理で殺菌可能です。

選択肢3. 黄色ブドウ球菌は、ベロ毒素を産生する。

黄色ブドウ球菌は皮膚や消化管にある常在菌のひとつで、創傷部などから体内に侵入した場合に発病しやすくなります。

ベロ毒素を持つのは腸管出血性大腸菌O157です。

選択肢4. 食中毒の原因には、化学物質は含まれない。

食中毒にはウイルスや細菌のほかに化学性食中毒があり、有害食品添加物の混入や重金属による汚染でもおこります。

選択肢5. アニサキス症は、冷凍処理では予防できない。

アニサキス症は魚の寄生虫で、冷凍保存で予防します。なお、食する際は加熱処理することが必要になります。

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