問題
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次の【 例 】に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
【 事例 】
A女は、婚姻中に嫡出子B男を出産した後、その親権者をA女と定めて協議離婚した。
その1年後、A女及びC男は、A女の氏を称することとして婚姻した。A女は、C男と婚姻中に懐胎し、嫡出子D女を出産した。その後、B男が16歳の時に、C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組がされ、さらに、E女を養親としC男を養子とする養子縁組がされた。
ア C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組をするには、家庭裁判所の許可を得なければならない。
イ C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組をすることによって、A女及びC男は、B男について、共同して親権を行うことになる。
ウ E女を養親とし、C男を養子とする養子縁組をすることによって、C男の氏は、E女の氏に変わる。
エ E女を養親とし、C男を養子とする養子縁組をしても、E女とD女の間に親族関係は発生せず、C男の死亡後にE女が死亡した場合には、D女が代襲相続人となることはない。
オ C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組について、A女の同意を得ることなく養子縁組の届出がされ、これが受理された場合には、A女は、縁組の取消しを家庭裁判所に請求することができない。
【 事例 】
A女は、婚姻中に嫡出子B男を出産した後、その親権者をA女と定めて協議離婚した。
その1年後、A女及びC男は、A女の氏を称することとして婚姻した。A女は、C男と婚姻中に懐胎し、嫡出子D女を出産した。その後、B男が16歳の時に、C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組がされ、さらに、E女を養親としC男を養子とする養子縁組がされた。
ア C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組をするには、家庭裁判所の許可を得なければならない。
イ C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組をすることによって、A女及びC男は、B男について、共同して親権を行うことになる。
ウ E女を養親とし、C男を養子とする養子縁組をすることによって、C男の氏は、E女の氏に変わる。
エ E女を養親とし、C男を養子とする養子縁組をしても、E女とD女の間に親族関係は発生せず、C男の死亡後にE女が死亡した場合には、D女が代襲相続人となることはない。
オ C男を養親とし、B男を養子とする養子縁組について、A女の同意を得ることなく養子縁組の届出がされ、これが受理された場合には、A女は、縁組の取消しを家庭裁判所に請求することができない。
1 .
アイ
2 .
アオ
3 .
イエ
4 .
ウエ
5 .
ウオ
( 平成26年度 司法書士試験 午前の部 問20 )