測量士補の過去問 平成27年度（2015年） 問17

解答：4

まず、本問の空中写真の縮尺を求めます。
10㎛*X = 20cm
X = 20cm/10㎛ = 20/(10*100cm*0.000001) = 20000
（単位をcmに揃えるために*100cmをします）

1/20000 = 画面距離/撮影高度から、
撮影高度 = 20000*12cm = 20000*0.12m = 2400m

以上のことから、選択肢の４が答えとなります。

※1μｍは、0.000001ｍ（1×10^－6）

を使って、まずは写真の縮尺を求めます。

撮像面での素子寸法10µm、地上画素寸法が20cmとあるので、

0.000010ｍ/0.20ｍ　＝　1/20,000

画面距離12 cmとあるので、

撮影高度は

0.12m/Ｈ　＝　1/20,000　Ｈ＝2,400m

標高は問題文から　0m

2,400＋0　＝　2,400m

よって問の答えは　4　となります。

解答　4

解説
撮影高度を求める問題です。

1画素のサイズが10μmなので、地上画素寸法が20㎝とした場合、

写真縮尺 = 0.000010 m / 0.02 m = 1 / 20,000
※ 1μｍは、0.000001ｍ（1×10－６）

この空中写真の撮影縮尺は、1 / 20,000 となる。

画面距離が12㎝なので、この空中写真の対地高度

0.12ｍ / Ｈ = 1 / 20,000

これを解くと、この空中写真の対地高度は 2,400ｍ となる。

撮影基準面が標高0ｍであるので、この空中写真の撮影高度は 2,400ｍ である。

撮影高度の計算問題です。