問題
a.測量機器の正確さには限度があり、観測時の環境条件の影響を受けるため、十分注意して距離や角度などを観測しても、得られた観測値は真値にわずかな誤差が加わった値となる。
b.系統誤差とは、測量機器の特性、大気の状態の影響など一定の原因から発生する誤差である。この誤差は、観測方法を工夫することによりすべて消去できる。
c.偶然誤差とは、発生要因に特段の因果関係がないため、観測方法を工夫しても消去できないような誤差である。この誤差は、観測値の平均をとれば小さくできる。
d.最確値は最も確からしいと考えられる値であり、一般的に最小二乗法で求めた値である。