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登録販売者の過去問 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問8

問題

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[ 設定等 ]
小児等に対する一般用医薬品の使用に関する記述について、正しいものはどれか。
   1 .
一般に乳幼児は、容態が変化した場合に、自分の体調を適切に伝えることが難しいため、医薬品使用後の乳幼児の状態を保護者等がよく観察することが重要である。
   2 .
乳児向けの用法用量が設定されている一般用医薬品であっても、乳児は医薬品の影響を受けやすく、また、状態が急変しやすく、その医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先される。
   3 .
小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が低い。
   4 .
医薬品の販売等に従事する専門家においては、保護者等に対して、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるような安易な使用は避け、必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使用するよう説明することが重要である。
( 登録販売者試験 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問8 )
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この過去問の解説 (4件)

79
正解:1,2,4

まず基礎知識として、以下の年齢区分は覚えておきましょう。
<医薬品の使用上の注意等における年齢区分>
新生児=生後1か月まで、乳児=1歳まで、幼児=7歳まで、小児=15歳まで

1:乳幼児期は言語の獲得・表現においてはまだ未発達であり、症状の聞き取りなども保護者に対して行われます。

2:1歳未満の乳児では、設問に記載の理由から、医療機関受診が優先されます。

3:小児は大人に比べて身体の大きさに対して腸が長いため、薬の吸収率が高くなる傾向があります。

4:小児は腎臓や肝臓などの臓器が未発達のため医薬品の代謝・排泄が遅延し、また設問3のような理由から、薬物血中濃度が高くなる傾向を示します。したがって、成人の薬用量に体重比をかけての換算量でも薬が効きすぎる可能性があります。小児に対しては小児に特化した薬用量を使用する必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
13
1 正しいです。
何か変わった兆候が見られる場合には、できるだけ早めに医療機関を受診することが望ましいです。

2 正しいです。
一般用医薬品による対処は、夜間で医師の診療を受けることが困難な場合など、最小限にとどめることが望ましいとされています。

3 誤りです。
小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長くなっています。そのため、服用した医薬品の吸収率が高く、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳へ達しやすいため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こすリスクが高くなっています。
また、肝臓や腎臓の機能も未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用が強く出る恐れがあります。

4 正しいです。

12
正解は1,2,4です。

誤っている3について補足します。
小児では、腸が長く、使用した医薬品の吸収率が相対的に高いです。

10
正解:1、2、4

1 ○

2 ○

3 ×:小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が高くなる。

4 ○

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