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登録販売者の過去問 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17

問題

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スモンに関する記述について、正しいものはどれか。
   1 .
スモン訴訟は、解熱鎮痛薬として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
   2 .
スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。
   3 .
スモン訴訟は、未だ和解が成立していない。
   4 .
スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。
( 登録販売者試験 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17 )
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この過去問の解説 (4件)

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正解:

スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。

スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

選択肢1. スモン訴訟は、解熱鎮痛薬として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

スモン訴訟は、”整腸剤”として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症(英名Subacute Myelo-Optico-Neuropathy の頭文字をとってスモンと呼ばれる。)に罹患したことに対する損害賠償訴訟です。

選択肢2. スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。

設問どおり。麻痺は上半身にも拡がる場合があり、ときに視覚障害から失明に至ることもあります。

選択肢3. スモン訴訟は、未だ和解が成立していない。

スモン訴訟で製薬企業とともに被告となった国は、スモン患者の早期救済のためには、和解による解決が望ましいとの基本方針を立てました。1977年10月に東京地裁において和解が成立して以来、各地の地裁及び高裁において和解が勧められ、1979年9月に全面和解が成立しました。

選択肢4. スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

設問どおり。

付箋メモを残すことが出来ます。
28

解説は以下のとおりです。

選択肢1. スモン訴訟は、解熱鎮痛薬として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

 誤りです。

スモン訴訟とは、整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神系症に罹患したことに対する損害賠償訴訟のことを指します。

選択肢2. スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。

 正しいです。

麻痺は上半身にも広がる場合があり、時には視覚障害から失明に至ることもあります。

選択肢3. スモン訴訟は、未だ和解が成立していない。

 誤りです。

スモン患者の早期救済のためには和解による解決が望ましいとの基本方針に立って、1977年10月に東京地裁において和解が成立しました。その後、各地の地裁及び高裁において和解が進められ、1979年9月に全面和解が成立しています。

選択肢4. スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

 正しいです。

その他、世帯厚生資金貸付による生活資金の貸付や、重症患者に対する介護事業が講じられています。

17

解説は以下のとおりです。

選択肢1. スモン訴訟は、解熱鎮痛薬として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

解熱鎮痛剤ではなく、整腸剤です。

選択肢2. スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。

正解です。

選択肢3. スモン訴訟は、未だ和解が成立していない。

1979年9月、全面和解が成立されています。

選択肢4. スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

正解です。

17

正解は以下のとおりです。

選択肢1. スモン訴訟は、解熱鎮痛薬として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

×:スモン訴訟は、整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

選択肢2. スモンの症状は、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺しびれや脱力、歩行困難等が現れる。

選択肢3. スモン訴訟は、未だ和解が成立していない。

×:スモン訴訟は1979年9月に全面和解が成立した。

選択肢4. スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

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