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登録販売者の過去問 平成26年度 主な医薬品とその作用 問38

問題

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強心薬の配合成分等に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる。

b  センソは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。

c  リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。

d  ゴオウは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示す。
   1 .
(a 、b)
   2 .
(a 、c)
   3 .
(b 、d)
   4 .
(c 、d)
( 登録販売者試験 平成26年度 主な医薬品とその作用 問38 )
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この過去問の解説 (3件)

30
正解は2です。

a→ 鹿茸(ロクジョウ)とは、満州アカジカや満州ジカの雄の幼角を乾燥させたもので、強壮、強精、鎮痛や血行促進などの効果があります。

b→ 蟾酥(センソ)とは、シナヒキガエルまたはヘリグロヒキガエルの耳腺の分泌物から成る生薬です。
強心作用のほか、血圧降下作用や胃液分泌抑制作用、抗炎症作用等があります。

c→ 竜脳(リュウノウ)とは、常緑高木であるリュウノウジュの樹脂を加工したものから成る生薬です。
抗菌作用や抗炎症作用、中枢神経の興奮作用などがあります。

d→ 牛黄(ゴオウ)は、ウシの胆嚢中に生じた結石から成る生薬です。
強心作用に加えて血圧降下作用や解熱作用、抗炎症作用や抗血管内凝固作用など様々な効果があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
正解は2

a.正しい
 ロクジョウは、満州アカジカや満州ジカの雄の幼角であり、強心薬や滋養強壮保健薬として取り扱われます。
 強心作用、強壮、血行促進作用があります。


b.誤り
 センソはヒキガエル科のシナヒキガエルの毒腺の分泌物です。微量で強い強心作用、皮膚、粘膜に触れると局所麻酔作用があります。
 一般医薬品では1日使用量が5mg以下に用法用量が定められており、これを超える場合には劇薬に指定されます。

 ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるのは、「ゴオウ」です。

c.正しい
 リュウノウ中に存在する主成分のポルネオールが配合されている場合もあります。


d.誤り
 ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があります。

 ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬は「センソ」です。

2
正解は2です。

a.正:ロクジョウはシカの「オス」の幼角から採れる生薬です。
 こういうところも意外に出題されることがあります。

b.誤:センソはヒキガエルの毒腺分泌物です。
 局所麻酔作用があるので噛んで服用してはいけません。
 また5mg以上は劇薬になります。

c.正:リュウノウは防虫剤のショウノウの臭いで
 カンフルとも呼ばれます。
 気付け薬で、いわゆる「カンフル剤」の由来でもあります。

d.誤:ゴオウ(牛黄)はウシの結石で、強心+血圧降下+鎮静の3つの効果も出題の傾向は高いです。
また、薬の成分だけではなく

 動悸・・心臓の拍動が強くもしくは早く、
     脈拍が乱れそれが不快に感じる状態。
 息切れ・・息をすると胸苦しさや不快感があり、
      意識的な呼吸運動を必要とする状態。
 気付け・・心臓の働きの低下による一時的なめまい、たちくらみ等に
      対して意識をハッキリさせたり、体力を回復させる効果のこと。
      
 この3つの違いもしっかり暗記しておきましょう。

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