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登録販売者の過去問 平成26年度 主な医薬品とその作用 問49

問題

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殺菌消毒成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  アクリノールは、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。

b  クロルヘキシジン塩酸塩は、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用がある。

c  ポビドンヨードは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が強く、粘膜(口唇等)や目の周りへの使用は避ける必要がある。

d  レゾルシンは、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示す。
   1 .
(a 、b)
   2 .
(a 、d)
   3 .
(b 、c)
   4 .
(c 、d)
( 登録販売者試験 平成26年度 主な医薬品とその作用 問49 )
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この過去問の解説 (3件)

48
正解は2です。

a→ アクリノールは、化膿した個所の消毒に用いられます。
一般細菌にしか効果がない低水準消毒薬であり、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がありません。

b→ クロルヘキシジン塩酸塩は、低水準消毒薬です。
真菌類や細菌類に対して抗菌作用を示しますが、結核菌やウィルスに対しては効果がありません。
毒性が低いため、皮膚や傷口の消毒など、幅広く使用されています。

c→ ポビドンヨードは、ポリビニルピロリドンとヨウ素の複合体で消毒薬として用いられます。
うがい薬などに用いられます。
薬剤の色は黒褐色で衣服などにつくと落ちにくいという特徴があります。
ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたものは、ヨードチンキです。

d→ レゾルシンには、殺菌作用と角質溶解作用があります。
例として、ニキビ用薬や水虫用薬などに用いられます。

付箋メモを残すことが出来ます。
17
正解は2

a.正しい
 アクリノールはグラム陽性・陰性菌に対しイオン化することで細菌の呼吸を抑制し、制菌、殺菌作用を示します。
 通常は化膿局所の消毒に使用されます。
 真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果はありません。

b.誤り
 クロルヘキシジン塩酸塩は結核菌、ウイルスに対しては効果はありません。
 主に薬用洗口液などに使用され、歯肉炎などの歯周病を軽減・予防する効果が期待されます。
 手指の殺菌消毒などにも使用されます。


c.誤り
 ポピドンヨードはうがい薬にも使用されます。
 ヨウ素のアルコール溶液であるヨードチンキは人体に対する刺激が強すぎたため現在では、ヨードチンキではなく、ポリビニルピロリドンとヨウ素の複合体であるポピドンヨードが使用されています。

d.正しい
 レゾルシンは、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示すため、殺菌、鎮痒、表皮剥離、角質溶解剤として、脂漏、脂漏性湿疹、被髪部乾癬、尋常性ざ瘡などに用いられます。
 ニキビに効果があるため、化粧品などにも幅広く使用されています。

5
2が正解です。

a.正:アクリノールは消毒のみです。
 昔はよく見かけたガーゼ部分に染み込ませて
 販売している黄色の絆創膏です。
 キズにしみたりしない分、効果は弱いです。

b.誤:クロルヘキシジン塩酸塩はウイルスには効果がありません。他に、マーキュロクロム、ベンザルコニウムもウイルスには効果がありません。
 ウイルスに効くか効かないかで覚えるのもいいでしょう。

c.誤:ポピドンヨードはうがい薬に用いられています。
 皮膚用にはアルコール分は入っていないものの、
 高濃度なので口に入れてはなりません。
 ヨードチンキはヨウ素をエタノールに溶かしたものです。
 ウイルスにも効果を発揮しますが、
 刺激性が高くキズにしみます。

 ポピドンヨードとヨードチンキ、
 ひっかけ問題で出てきます。

d.正:ニキビ用薬や水虫薬にも使われてます。

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