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登録販売者の過去問「第28893問」を出題

問題

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サリドマイドに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  サリドマイドは、催眠鎮静成分として承認されていた。

b  妊娠している女性がサリドマイドを摂取した場合、サリドマイドは血液・胎盤関門を通過して胎児に移行する。

c  先天異常の原因となる血管新生を妨げる作用は、サリドマイドの光学異性体のうち、R体のみが有する作用である。

d  サリドマイドによる薬害は、我が国のみならず世界的にも問題となった。
   1 .
a 誤  b 正  c 正  d 誤
   2 .
a 正  b 正  c 誤  d 正
   3 .
a 正  b 誤  c 正  d 誤
   4 .
a 誤  b 正  c 誤  d 正
   5 .
a 正  b 誤  c 正  d 正
( 登録販売者試験 平成27年度 医薬品に共通する特性と基本的な知識 )

この過去問の解説 (3件)

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a 正:サリドマイドは催眠鎮静成分として承認され、催眠鎮静薬、胃腸薬にも配合されていました。

b 正:サリドマイドは血液・胎盤関門を通過して胎児に移行します。服用した妊婦からの出生児に四肢欠損などの先天異常が発生しました。

c 誤:サリドマイドの光学異性体のS体に血管新生を妨げる作用があります。

d 正:サリドマイドによる薬害は、我が国のみならず世界的にも問題となりました。
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正解は2です。

a…正しいです。
催眠鎮静剤等として販売されていました。

b…正しいです。
血液-胎盤関門を通過して胎児に移行し、胎児は成長の過程で血管新生が妨げられ、四肢欠損、視聴覚等の感覚器や心肺機能の障害等の先天異常が発生します。

c…誤りです。
先天異常の原因となる血管新生を妨げる作用は、サリドマイドの光学異性体のうち、「S体」のみが有する作用です。
「R体」は鎮静作用を有するとされています。

d…正しいです。
WHO加盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識されることになり、各国における副作用情報の収集体制の整備が図られました。


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解答 :2

a.正
サリドマイドは催眠鎮静剤として日本で販売されていました。

b.正
妊婦が服用することで、胎盤に移行し、胎児に四肢欠損などの先天異常がみられました。

c.誤
血管新生阻害作用はS体の作用によるものでしたが、R体とS体は相互に変換するので、R体のみ製剤化しても催奇形成を引き起こします。

d.正
サリドマイドは全世界で使用されており、世界的な問題となり、これを契機に各国で副作用の情報収集の重大さが認識されました。
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