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登録販売者の過去問 平成27年度 主な医薬品とその作用 問32

問題

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貧血及び貧血用薬( 鉄製剤 )に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  日常の食事からの鉄分の摂取不足を生じても、初期には貯蔵鉄や血清鉄が減少するのみで、ただちに貧血の症状は現れない。

b  貧血の原因に、鉄以外の金属成分は関係しない。

c  体の成長が著しい年長乳児や幼児は鉄欠乏状態を生じやすい。

d  貧血の症状が見られる以前から予防的に鉄製剤を使用することは適当である。
   1 .
( a、b )
   2 .
( a、c )
   3 .
( b、d )
   4 .
( c、d )
( 登録販売者試験 平成27年度 主な医薬品とその作用 問32 )
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この過去問の解説 (3件)

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貧血及び貧血用薬( 鉄製剤 )に関する問題

aー○:一般に血液中のヘモグロビン濃度が基準値を下回った場合に貧血と診断されます。鉄分の摂取不足が生じても、直ちに血液中のヘモグロビン濃度が低下することはありません。

bー×:銅は赤血球に鉄を渡す役割を担っていて、銅が不足すると赤血球の中にヘモグロビンを生成することが出来なくなって貧血の原因となります。

cー○:急激な成長をすると、鉄の利用量は急激に増大して鉄欠乏状態を生じやすいとされています。

dー×:鉄製剤には吐き気など多くの副作用が指摘されています。鉄欠乏性貧血にならないためには、まず食事に気をつけることが大切です。

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a 〇:日常の食事からの鉄分の摂取不足を生じても、初期には貯蔵鉄や血清鉄が減少するのみで、ヘモグロビンの量は変化しないため、ただちに貧血の症状は現れません。

b ×:貧血の原因には、鉄以外に硫酸銅や、硫酸マンガン、硫酸コバルトの金属成分も関係します。

c 〇:体の成長が著しい年長乳児や幼児は鉄欠乏状態を生じやすいです。

d ×:貧血の症状が見られる前から予防的に鉄製剤を服用することは、適当ではありません。

6
解答:2

a.正
鉄分はヘモグロビンの産生に必要なミネラルで、鉄分が不足しても体内に貯留している鉄により、すぐに欠乏することはありません。
貧血の症状が現れた場合は、現れるだいぶ前から鉄分が不足していたことになります。

b.誤
鉄以外にヘモグロビンの産生を助ける銅、ビタミンB12の構成成分であるコバルトなどが貧血に関係しています。

c.正
成長著しい年長乳児や幼児、妊婦や授乳婦は鉄欠乏状態になりやすいといわれています。

d.誤
鉄剤の服用により、悪心や食欲不振などの胃腸障害が起きやすいため、安易な服用は避けるようにします。

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