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登録販売者の過去問 平成30年度 人体の働きと医薬品 問39

問題

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医薬品の副作用として現れる消化性潰瘍及びイレウス様症状に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態をいう。
b  消化性潰瘍では、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐きけ、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って糞(ふん)便が黒くなるなどの症状が現れる。
c  イレウス様症状は、医薬品の作用によって腸管運動が亢(こう)進した状態で、激しい腹痛、嘔(おう)吐、軟便や下痢が現れる。
d  イレウス様症状は、悪化すると、腸内容物の逆流による嘔(おう)吐が原因で脱水症状を呈したり、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進行する可能性がある。
   1 .
a:誤  b:正  c:誤  d:誤
   2 .
a:正  b:正  c:誤  d:正
   3 .
a:正  b:誤  c:正  d:誤
   4 .
a:誤  b:誤  c:正  d:誤
   5 .
a:正  b:正  c:正  d:正
( 登録販売者試験 平成30年度 人体の働きと医薬品 問39 )
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この過去問の解説 (3件)

40
答:2

a:正  消化性潰瘍の主な原因はピロリ菌の感染によるものと、非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAID)によるものです。

b:正  自覚症状が乏しく、貧血の検査や、突然の吐血・下血によって発見されることもあります。

c:誤  イレウスとは、腸内容物の通過が阻害された状態のことです。
腸管運動が麻痺して激しい腹痛や嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れます。

d:正  下痢治癒後の便秘を放置して悪化させてしまうことがあります。症状に気づいたら早めに受診するなどの対応が必要です。

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11
解答 :2

a.正
消化性潰瘍はヘリコバクター・ピロリ菌の感染などで発症することが知られており、空腹時に腹部の痛みや吐き気などを感じることが多いです。

b.正
悪化すると吐血したり、便が黒くなるなどの症状が現れます。

c.誤
イレウスは異物などにより腸管が塞がれた状態で、腸管運動が障害された状態です。

d.正
腹痛などにより飲食が取りづらい状態が続くと、嘔吐がなくても脱水状態になる可能性があるため、注意が必要です。小児や高齢者などは発症リスクが高くなる傾向があります。

3

正解は 2 です。

a:正

消化性潰瘍は、粘膜組織の障害の程度によってさまざまな症状が現れます。

b:正

消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動機、息切れなど)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもあります。

c:誤

イレウス様症状は、医薬品の作用によって腸管運動が麻痺した状態で、激しい腹痛、ガス排出(おなら)の停止、嘔(おう)吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れます。

d:正

初期症状に気づいたら、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、早期に医師の診療を受けるなどの対応が必要となります。

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