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登録販売者の過去問 令和元年度 人体の働きと医薬品 問22

問題

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消化器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されているが、胃液分泌と粘液分泌のバランスが崩れると、胃液により胃の内壁が損傷を受けることがある。

b  胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収に重要な役割を果たしている。

c  胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によって、ペプトンとなる。

d  炭水化物主体の食品は、脂質分の多い食品に比べて胃内での滞留時間が長い。
   1 .
(a、b)
   2 .
(a、c)
   3 .
(a、d)
   4 .
(b、c)
   5 .
(b、d)
( 登録販売者試験 令和元年度 人体の働きと医薬品 問22 )
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この過去問の解説 (3件)

40
a 正しいです。
胃内は胃酸により強酸性に保たれているので、胃粘膜が減ると消化性潰瘍になります。

b 正しいです。
胃粘液は胃酸から胃壁を保護し、ビタミンB12の吸収にも関与します。

c ペプシノーゲンは胃酸によってペプシンとなり、タンパク質を分解してペプトンになります。

d 逆です。
脂質分主体の食品は、炭水化物主体の食品に比べて、胃内での滞留時間が長くなります。

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22
解答:1

a.正
強酸性である胃酸などから胃自体を保護する胃粘液が少なくなると、胃の内壁が損傷を受け、胃炎や胃潰瘍の原因となります。

b.正
胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収に重要な役割を果たしています。
そのため、胃粘液が減少するとビタミンB12の吸収が悪くなり、悪性貧血などを引き起こすことがあります。

c.誤
胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によってペプシンとなり、タンパク質を消化する酵素になります。
タンパク質がペプシンによって半消化状態になったものをペプトンといいます。

d.誤
炭水化物主体の食品は、消化が比較的短く、脂質分が多くなるにつれ、胃内での滞留時間が長くなります。
平均的に胃内に食物が滞留する時間は2〜3時間、脂肪分が多い揚げ物などは4〜5時間程度といわれています。

14
a. ○
正しい文章です。
胃液はペプシノーゲンと、強酸性である胃酸からなり、タンパク質の消化に関わっているため、粘液の分泌によって胃自体を保護しています。

b. ○
正しい文章です。
胃の細胞から分泌される内因子は、小腸における、ビタミンB12の吸収に必要不可欠なものです。

c. ×
ペプシノーゲンは、胃酸の働きによってペプシンとなり、胃液として働きます。
ペプトンは、タンパク質がペプシンによって半消化された状態のものです。

d. ×
食道から送られてきた内容物は、胃の運動によって胃液と混ざり、かゆ状になって小腸に送り出されます。
それまでの数時間、その内容物は胃内に滞留しますが、炭水化物主体の内容物では、胃内での滞留時間は比較的短く、脂質が多い内容物だと、胃内での滞留時間が長くなります。

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