セルフメディケーションについて
昨今、健康保険の医療費費用の増加に伴い、セルフメディケーションが推奨されるようになりました。一般用医薬品を販売する上での、登録販売者としての接客で注意すべき点をまとめました。
- 更新日:2017年06月30日
確定申告について
2017年1月よりドラッグストアなどで購入する一般用医薬品について、確定申告による医療費控除が特例として認められるようになりました。
全ての医薬品ではありませんが、申告にはレシートが必要になります。
該当商品の販売の際にはお客様にレシートの保管をお知らせするのが親切です。
お客様への接客

お客様の接客で注意するべき点としては、『 セルフメディケーションで対応可能な症状かどうか 』の見極めです。
- お客様が高齢者や12才以下の小児かどうか
- 妊娠中・授乳中かどうか
- 現在かかっている病気はないか
などを会話から引き出し、販売します。
上記の場合には、基本的に販売は見合わせることになります。
症状での見極め

セルフメディケーションでの治療に適しているのは、原因がはっきりしていて一過性の症状である場合です。
- 急に運動をしすぎて筋肉痛がひどい
- 毎年春先になるとくしゃみと鼻水が止まらない
などの、原因がはっきりしていて一過性の症状である場合です。
販売の際、数日中に症状が良くならない場合には医師の受診をおすすめするようにしましょう。
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