通関士の過去問 第50回(平成28年) 通関業法 問27
この過去問の解説 (3件)
1.通関業を廃止した場合、通関業の許可は消滅しますが、この場合通関業は続いているので、許可は消滅しません。
2.通関業者が破産手続開始の決定を受けたとき、通関業の許可は取消ではなく消滅します。
3.税関長は、通関業の許可を取り消そうとするとき、利害関係者ではなく、審査委員の意見を聞かなければなりません。
4.通関業者が通関業を休止していても、許可が取り消されることはありません。ただし、通関業の許可の条件に付された許可期限が過ぎた場合は許可が消滅します。
5.通関業者が通関業務を廃止したとき、許可は消滅します。
通関業の許可の取消しに関する問題です。
正しい内容です。
通関業法 第10条に以下の記載があります。
次の各号のいずれかに該当するときは、当該通関業の許可は消滅する。
一 通関業を廃止したとき。
二 死亡した場合で、第十一条の二第二項の規定による申請が同項に規定する期間内にされなかつたとき、又は同項の承認をしない旨の処分があつたとき。
三 法人が解散したとき。
四 破産手続開始の決定を受けたとき。
誤った内容です。
通関業法 第10条に以下の記載があります。
次の各号のいずれかに該当するときは、当該通関業の許可は消滅する。
一 通関業を廃止したとき。
二 死亡した場合で、第十一条の二第二項の規定による申請が同項に規定する期間内にされなかつたとき、又は同項の承認をしない旨の処分があつたとき。
三 法人が解散したとき。
四 破産手続開始の決定を受けたとき。
誤った内容です。
通関業法11条 許可の取り消しに規定されておりません。
ですので、税関長はその通関業の許可を取り消そうとするときは、当該通関業者の利害関係者の意見を聞く必要はありません。
誤った内容です。
通関業法11条 許可の取り消しに規定されておりません。
正しい内容です。
通関業法 第10条に以下の記載があります。
次の各号のいずれかに該当するときは、当該通関業の許可は消滅する。
一 通関業を廃止したとき。
二 死亡した場合で、第十一条の二第二項の規定による申請が同項に規定する期間内にされなかつたとき、又は同項の承認をしない旨の処分があつたとき。
三 法人が解散したとき。
四 破産手続開始の決定を受けたとき。
【正解】
1.5
【解説】
1.正しい記述です
2.誤った記述です
税関長は、通関業者が破産手続開始の決定を受けたときは、
その通関業の許可は消滅します。(業法10条1項4号)
3.誤った記述です
税関長は、通関業の許可を取り消そうとするとき、
審査委員の意見を聞くことは要件とされていません。(通関業法11条2項)
4.誤った記述です
「通関業者が5年間通関業務を行わなかったとき」は、
その通関業の許可の取消原因に該当しません。(通関業法11条1項各号参照)
5.正しい記述です
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