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薬剤師の過去問 第99回 必須問題 問59

問題

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心不全の患者に使用が禁忌である薬物はどれか。1つ選べ。
   1 .
ボグリボース
   2 .
グリベンクラミド
   3 .
ナテグリニド
   4 .
ピオグリタゾン塩酸塩
   5 .
グリメピリド
( 薬剤師国家試験 第99回 必須問題 問59 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正解【4】

ピオグリタゾン塩酸塩はチアゾリジン誘導体でインスリン抵抗性を改善します。
チアゾリジンは、腎臓の近位尿細管でナトリウムを再吸収させる機能があり、亢進することで浮腫が起きます。体内のナトリウムと水がアンバランスになり体液貯留が起こることで心臓に負担をかけ心不全のリスクを高めることになります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解:4

ピオグリタゾンはインスリン抵抗性改善薬です。副作用として、水分貯留を示す傾向があります。そのため、心不全の患者や、心不全の既往歴のある患者には禁忌です。

1
正解【4】

ピオグリタゾン(チアゾリジン系)はインスリン抵抗性改善剤で、2型糖尿病に適応があります。
循環血流量が増加するため心臓に負担がかかりますので禁忌となっています。

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