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薬剤師の過去問 第99回 必須問題 問70

問題

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乳汁分泌を抑制することから授乳婦に投与すべきでない薬物はどれか。1つ選べ。
   1 .
アミオダロン塩酸塩
   2 .
シクロスポリン
   3 .
ドキソルビシン塩酸塩
   4 .
ブロモクリプチンメシル酸塩
   5 .
炭酸リチウム
( 薬剤師国家試験 第99回 必須問題 問70 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解【4】

1 . アミオダロン塩酸塩は抗不整脈薬です。

2 . シクロスポリンは免疫抑制薬です。

3 . ドキソルビシン塩酸塩は抗悪性腫瘍剤です。

4 . ブロモクリプチンメシル酸塩は抗パーキンソン剤又は、ホルモン分泌抑制剤です。ドーパミン受容体を刺激し、プロラクチンなど内分泌系の過剰な分泌を抑えることで乳汁分泌も抑制します。

5 . 炭酸リチウムは神経系用剤です。

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1
正解:4

1 アミオダロンンはK+チャネルを遮断することにより、抗不整脈作用を示します。主な副作用はQT間隔延長です。

2 シクロスポリンはサイトカインの生合成、分泌を抑制して免疫抑制作用を示します。主な副作用は腎障害です。

3 ドキソルビシンはインターカレーション複合体の形成などにより抗腫瘍作用を示します。主な副作用は心筋障害です。

4 ブロモクリプチンはドパミンD2受容体を刺激することにより、抗パーキンソン病作用を示します。
D2受容体を刺激するとプロラクチンの分泌が抑制されるため、乳汁分泌も抑制されます。そのため、授乳婦には投与すべきではありません。

5 炭酸リチウムはホスファチジルイノシトール代謝回転を抑制することにより抗躁病作用を示します。

1
正解【4】

1.不整脈治療剤アミオダロンは母乳中に移行するため、投与中は授乳を避ける。

2.免疫抑制剤シクロスポリンは母乳中に移行するため、投与中は授乳を避ける。

3.抗悪性腫瘍剤ドキソルビシンは授乳中の投与に関する安全性は確立していないので、授乳を中止させる。

4.持続性ドパミン作動薬ブロモクリプチンは母乳へは移行しないが、乳汁分泌を抑制するため、授乳を望む母親には投与しない。乳汁漏出症に用いられる。

5.躁病・躁状態治療剤炭酸リチウムは母乳中に移行するため、授乳を避ける。

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