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薬剤師の過去問 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問220

問題

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65歳男性。一過性脳虚血発作と診断され、血栓・塞栓の治療のため以下の薬剤が処方された。
本薬剤の服用にあたり、患者に対する服薬指導として適切でないのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
   1 .
服用開始後2ヶ月間は、定期的に検査を行う必要があるので、原則として2週間に1回受診してください。
   2 .
発熱、倦怠感などの症状が現れた場合には、服用を中止し、直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。
   3 .
手術や歯の治療を受ける場合、この薬を飲んでいることを医師又は歯科医師に伝えてください。
   4 .
この薬の服用期間中は、市販のクロレラ食品や青汁の摂取を避けて下さい。
   5 .
風邪などで他の薬を薬局で購入する場合は、この薬を飲んでいることを薬剤師に伝えてください。
( 薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問220 )
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この過去問の解説 (2件)

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正解:4

1 チクロピジンの代表的な副作用に消化管出血、脳出血などがあります。そのため、投与開始後2ヶ月は2週間に1度、血液検査を行う必要があります。

2 チクロピジンの副作用として、だるさ、食欲不振、発熱などが出る場合があります。そのような症状が出た際は服用を中止し、直ちに医師又は薬剤師に連絡する必要があります。

3 チクロピジンは、血小板凝集抑制作用により血液凝固を抑制します。そのため手術等を受ける場合は、施術日の7日~10日前には服用を中止する必要があります。

4 クロレラや青汁にはビタミンKが含まれています。ワルファリンを服用中の方は摂取を控える必要があります。

5 風邪の症状で他の薬を使う際、アスピリン等を同時に服用してしまうと、チクロピジンの作用を増強するおそれがあります。

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選択肢1,2: ⚪︎
チクロピジンの重大な副作用である肝障害などは、投与開始後2ヶ月間で起こる頻度が高いため、このような指導をします。

選択肢3: ⚪︎
血流を良くする薬のため、出血しやすくなってしまうので、このような指導をします。

選択肢4: ×
チクロピジンではなく、ワーファリン服用時の指導です。

選択肢5: ⚪︎
風邪薬に含まれることがあるアスピリンなどとの併用は、できるだけ避けたほうが良いです。

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