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薬剤師の過去問 第99回 薬学実践問題(薬理/実務、薬剤/実務) 問275

問題

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36歳男性。体重70kg。気管支ぜん息の治療中である。吸入ステロイド薬で良好にコントロールされていたが、急性発作により、夜間救急を受診した。
サルブタモール硫酸塩の吸入を反復したが改善せず、アミノフィリン点滴静注の処方が出された。

この患者における定常状態での血中テオフイリン濃度を15μg/mLとしたい。
テオフィリンの点滴静注速度(mg/h)として適切な値はどれか。1つ選べ。
ただし、この患者におけるテオフィリンの血中消失半減期は7時間分布容積は32L、ln 2=0.693とする。
   1 .
12
   2 .
24
   3 .
36
   4 .
48
   5 .
60
( 薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(薬理/実務、薬剤/実務) 問275 )
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この過去問の解説 (2件)

0
正解:4

今の時点で分かっている数値をまとめると以下のようになります。

・Css=15μg/mL
・T1/2=7hr
・Vd=32L

これらの数値を使って計算していきます。

Css=点滴静注速度/CLより
点滴静注速度=Css・CL
      
T1/2=ln2/Keより
Ke=0.693/7
 =0.099

CL=Ke・Vdより
CL=0.099・32
 =3.168

点滴静注速度=Css・CL
      =15・3.168
      =47.52
      ≒48

よって選択肢4が正解となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
半減期T1/2が7hrなので
T1/2=ln2/Ke→7=0.7/Keより
消失速度定数Keは0.1です。

分布容積Vdが32Lなので
クリアランスCL=Ke・Vd→CL=0.1×32=3.2
クリアランスは3.2

以上より定常状態の血中濃度Cssは、
Css=点滴静注速度X/CL→15=X/3.2
点滴静注速度は48で、選択肢4となります。

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