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薬剤師の過去問 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問287

問題

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70 歳男性。1ヶ月前から息切れが出現し、病院を受診した。
心機能低下を指摘され、慢性心不全と診断された。
以下の内容の処方せんを持って保険薬局を訪れた。
既往歴:特記すべきことなし。常用薬なし。

上記処方せんに対する疑義照会の内容として、正しいのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
   1 .
処方1は、心不全に用いる初回投与量としては過量であること。
   2 .
処方2は、心不全に用いる初回投与量としては過量であること。
   3 .
処方3は、心不全に用いる初回投与量としては過量であること。
   4 .
処方1,2は、心不全の患者では併用禁忌であること。
   5 .
処方3は、心不全の患者には就寝前の投与が推奨されていること。
( 薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問287 )
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この過去問の解説 (2件)

1
選択肢1:×
通常、成人は1日5~10mgの容量ですが、腎障害患者や利尿薬服用中であれば2.5mgから服用開始します。過量ではありません。

選択肢2:○

選択肢3:×
通常、成人40~80mですが、初回は20mgで様子をみることもあります。
過量ではありません。

選択肢4:×
併用禁忌ではありません。

選択肢5:×
一般的に、利尿薬を寝る前に服用すると眠りを妨げる可能性があるため、朝食後などに服用します。

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0
正解:2

1 エナラプリル酸塩を利尿剤投与中の患者に投与する場合、2.5mgから開始することが望ましいとされています。
よって投与量は適切です。

2 ビソプロロールフマル酸塩を慢性心不全患者に投与する場合、0.625mgもしくは更に低容量から投与することとなっています。また、用法は1日1回となっています。

3 フロセミドは成人の場合40~80mgを適宜増減して投与します。よって過量投与ではありません。

4 併用禁忌ではありません。ACE阻害薬、ARB、利尿薬、ジギタリス製剤で治療中の慢性心不全の患者に用いられます。

5 利尿薬は就寝前に投与すると夜間に尿意を催すため朝食後の投与が基本となります。

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