正解は、4番の「せんりゅう」です。
「柳」の字は、[木]と[卯]で構成されます。
[卯]は、[留]が原字にあたり、
木と向かい合う人をあらわしています。
ヤナギ科の樹木の”やなぎ”という意味です。
「楊」とも書き、「柳」はしだれ柳、
「楊」はそれ以外に用いるのが一般的です。
「川柳」は、五・七・五の音で構成される詩歌で、
俳句に比べてきまりごとが少ないため、
自由な発想で詠まれて親しまれているのが特徴です。
江戸時代に、柄井川柳(からいせんりゅう)という人が、
優れた句を選ぶ能力にたけていたと言われ、
たびたび句人を集めて句を詠みあっていたそうです。
「川柳」という言葉の語源はここからきています。